【Editor's Choice(液晶編1-1)】もう戻れない!? 魅惑の24.1型ワイドモニタ—FlexScan SX2461W | RBB TODAY
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【Editor's Choice(液晶編1-1)】もう戻れない!? 魅惑の24.1型ワイドモニタ—FlexScan SX2461W

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RBB TODAYトップページを画面全体に表示してみた。余白十分!
  • RBB TODAYトップページを画面全体に表示してみた。余白十分!
  • 縦表示にするとスクロールなしで着目記事がすべて見渡せた
  • A4縦なら2ページ同時表示が可能
  • IEとPowerPointを並べ、さらにメーラーと画像処理ソフトを覗かせておけば作業効率大幅アップ!?
  • 横表示から「左90度回転」を選択して画面表示を回転
  • モニタを物理的に回転させて縦表示成功! 戻す時には「標準(0度)」を選択
  •  EIZOの24.1型ワイドモニタ「FlexScan SX2461W」が編集部に届いた。このサイズのモニタを狭い机に置くと、圧迫感があるのではないかと心配していたが、表示が美しく文字も鮮明で、目に優しく無理なく使える。
  •  EIZOの24.1型ワイドモニタ「FlexScan SX2461W」が編集部に届いた。このサイズのモニタを狭い机に置くと、圧迫感があるのではないかと心配していたが、表示が美しく文字も鮮明で、目に優しく無理なく使える。
 19インチSXGAモニタには何の不満もなかったし、大型ワイドモニタを自慢げに回転して縦横切り替え自慢する編集長のことも理解できずに少し距離を置いてきた——そんな筆者にある日、EIZOの24.1型ワイドモニタ「FlexScan SX2461W」が届いた。

 19インチから24.1インチ、1,280×1,024ピクセル(SXGA)から1,920×1,200ピクセル(WUXGA)への劇的な環境の変化には、ちょっと戸惑いもしたが、程なく“パワポはブラウザと並べて表示できて当然”“Wordは見開き2ページ表示が普通”と思えてくるから恐ろしい。もう19インチには戻れません。

 このモニタの特徴はナナオのEIZOサイトによると、

・フルハイビジョン映像を表示できる1,920×1,200の高解像度
・鮮やかな緑や明るい青が表現できるAdobe RGBカバー率96%の広色域対応
・画面の隅々まで均一に美しく表示するデジタルユニフォミティ補正回路搭載
・質感豊かでリアルな色表示を実現する映像プロセッサ(ASIC)搭載
・画面部分の縦回転(ピボット)が可能

など。

 このサイズのモニタを狭い机に置くと、圧迫感があるのではないかと心配していたが、表示が美しく文字も鮮明で、目に優しく無理なく使える。このあたりが、いきなり“普通”に馴染んだ大きな要因かも知れない。

 次は、お決まりの縦回転だ。まずはモニタ部分を少し上に持ち上げ、続いて時計回りに回転する。縦位置調整は上方向は片手でも可能な軽さだが、下方向は両手でしっかりと押し込む必要があった。縦画面・横画面を切り替える際の物理的な回転は、片手でできる軽さだ。

 ところが、回転しても画面が切り替わらない!? 理由は、「FlexScan SX2461W」には「ハードウェア制御で縦表示する機能は搭載されていないため専用のソフトウェアやビデオカードが必要」とのこと。あわててサポートに問い合わせたところ、筆者の環境も縦表示に対応しているとのことで、指示どおりに操作して無事切り替えに成功する。日ごろから長さが気になっていたRBB TODAYのトップページが1画面に納まらなかったのは些かショックであったが、スクロールなしに着目記事がすべて表示できたのには感激だ。

 なお、ATI社製「RADEON」シリーズやNVIDIA社製「GeForce」「Quadro」シリーズ)での切り替え方法はナナオのサイトで紹介されている。

 ここまで、大きい、広い、回転などと書いてきたが、表示される情報量はどうだろう。掛け算してみると、

     1,280×1,024=1,310,720(SXGA)
     1,920×1,200=2,304,000(WUXGA)
 2,304,000÷1,310,720=1.7578125

より、

         WUXGA≒1.8SXGA

 したがって、WUXGAはSXGAの約1.8倍の情報が表示できるわけだ。下の図のように、横表示では画面周りに余裕ができ、縦表示では縦に2倍に伸びる感覚だ。

 さて、各種調整はどうだろう。操作ボタンはモニタ下部に10個用意されており、ここから画面調整(アナルグ信号入力の場合)、カラー調整が行える。操作ボタンでは基本的な調整のほか、sRGB(sRGB対応周辺機器との色合わせに最適)・Text(文字表示に最適)・Picture(写真やイラストなどの画像表示に最適)・Movie(動画再生に最適)などのファインコントラストモードの切り替え、オフタイマーの設定、モニタ操作音のオン・オフ設定(初期設定はオン)、2台のPCを接続した際の表示切替などが行える。

 また、USBポートはup×1とdown×2が、横表示時は左下、縦表示時は左上に用意されている。

 「EIZOブランドは魅力だけど、大きいだけで装飾もなく思ったよりシンプルだなぁ」というのが外観に対する第一印象であったが、使い込むうちに自然な感覚で使用できる「FlexScan SX2461W」に魅せられてしまい、以前のモニタに戻れそうにない。

◆「FlexScan SX2461W」スペック
 色:セレーングレイ/ブラック(2色)
 サイズ: 61cm(24.1)型(可視域対角61.1cm)
 液晶パネルタイプ:VA(オーバードライブ回路搭載)
 視野角:水平178゜/垂直178゜(コントラスト比10:1時)
 最大輝度:300cd/m2(typ.)
 コントラスト比:850:1 
 応答速度:黒→白→黒 16ms/中間階調部 6ms
 推奨最大解像度:1,920×1,200 
 標準表示面積(横×縦):518.4×324.0mm
 画素ピッチ:0.270mm×0.270mm 
 最大表示色:約1,677万色:8bit対応(約680億色中/12bit-LUT)
 広色域:Adobe RGBカバー率96%、NTSC比92% 
 ドットクロック(最大):デジタル:162MHz、アナログ:202.5MHz
 入力端子:DVI-I 29ピン×2(HDCP対応)
 USB機能:up×1/down×2(USB規格 Rev.2.0準拠)
 外観寸法(幅×高さ×奥行):
  標準使用時:本体(スタンド部含む)566×456〜538×230mm
  縦回転使用時:本体(スタンド部含む)398.5×578〜637.5×230mm
  モニター部:566×367×85mm
 質量(モニター部):約11.0kg(約7.4kg)
 ※ 詳細はナナオ「EIZO」Webサイト参照
《編集部》
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