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avex、小室哲哉をアドバイザーに迎え「高音質プロジェクト」を立ち上げ

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 エイベックス・グループ・ホールディングスでは、同グループが昨年秋から取り組んできた構造改革の成果と、2008年に向けてのビジョンを取りまとめた。

 この中でエイベックス・ネットワークは「高音質プロジェクト」の立ち上げを表明。小室哲哉をExecutive Advisorに迎え、24(32)bit/192khzでのマスター音源を標準仕様とし、早い時期にフル・デジタル・プロセシングを行うことを目標に掲げている。

 「高音質プロジェクト」はユーザが現状の音質に不満を高めつつあることに対応した施策だ。これを実現するために、「High Definition Sound laboratory」(HD Sound Lab.)を設立し、今後は通信キャリア、ハードメーカー等とも協調しながら高音質環境を整備していく。

 一方、構想改革の成果と中期的ビジョンについては、同グループは現在、「音楽で成功した企業」とのイメージがあるとする。中期的にはこれを転換し、音楽・映像を中心にコアなものから大ヒットするものまで幅広く手がけることにより、エンタテインメント分野におけるリーディングカンパニーを目指す。

 また同グループは「J-Popのヒットメーカー」として認知されているが、今後は音楽だけでなく、音楽と映像を融合させるなど新しいエンタテインメントのトレンドを作る企業を志向する。

 一方、エイベックスといえば「avexブランド」のイメージが強い。これについては、今後、同ブランドだけに固執せず、多用なブランドを独自あるいは他社との協業により生み出していく。同時にavexブランドを日本だけでなくアジア、世界規模に育てたいとしている。
《松岡美樹》
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