10日、『オールド台中食べ歩き 歴史小説家が案内する老舗屋台の味』(日経ナショナル ジオグラフィック)が発売された。
同作は、台湾・台中旧市街で長く愛される老舗20軒をめぐり、「台中にしかない味」「台中ならではの味」を食べ歩く食エッセイ。『台湾漫遊鉄道のふたり』『四維街一号に暮らす五人』(いずれも中央公論新社刊)で知られる歴史小説家・楊双子が、屋台グルメの魅力をユーモアたっぷりに綴る。
作中では、台中で親しまれているかんすいの料理をはじめ、坂神本舗の「長崎カステラ」、チリソースの多彩な使い方と“極み”ともいえる焼き肉まんの食べ方、老舗が手がける絶品かき氷やアイスティー、「焼きそば」という名ながら実態は“和える”料理、さらに台湾各地で食べられそうで実は台中の一店にしかない正体不明のフライドチキンなど、思わずお腹が鳴るメニューが次々に登場する。
また楊は、ただ食を紹介するだけでなく、料理に隠された“小さな謎”を指摘し、推理して解き明かしていくのも同作の見どころだ。




