中央大学(竹内健・理工学部教授グループ)は18日、データの“寿命”をあらかじめ設定することで、指定した時点で自動的にデータが壊れるメモリシステムを開発したことを発表した。
デンソーは、安心・安全分野を中心とする先端技術開発の推進、新事業・新技術分野の開拓に向け、2016年1月に東京支社を移転、拡張すると発表した。
リコーは18日、新しい柔軟材料「発電ゴム」の開発に成功したことを発表した。圧力や振動により高い発電性能を発揮するという。
SXSW2015のトレードショーには日本の企業や団体が多数出展していた。来場者から注目を集め、中には「ジーニアス!」と称賛を受けていた出展者もおり、日本人としても誇らしい気分になれた。そんな優れた製品をいくつか紹介したい。
日本電信電話(NTT)とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は19日、既設100G光伝送網で現行の4倍の高速通信を、低コストで実現する実験に成功したことを発表した。世界最高水準となる400ギガビット伝送のフィールドトライアルに成功した。
東芝は、小型イメージセンサでも大型センサ並みの画像を実現できる「無限高画質」技術を開発したことを発表した。連続する複数枚の撮影画像を処理することで、スマートフォンや車載カメラに搭載されるような小型カメラでも、高画質が撮影できるという。
東京大学・海洋研究開発機構・東北大学・北海道大学・名古屋大学を含む国際研究グループは、土星の衛星「エンセラダス」の地下海に、海底熱水環境が存在することを発表した。12日付の英国科学雑誌「Nature」に、研究成果が掲載された。
Candy Rocket Project実行委員会は7日、ソフトキャンディ「ぷっちょ」を燃料として使ったハイブリッドロケット「Candy Rocket」の打ち上げに、世界で初めて成功した。打ち上げは2回行われ2回とも成功。1回目の最高到達点は248mだった(2回目は計測不能)。
NTTドコモは2日、端末内のSIMの電話番号を、機器同士のタッチだけで、他のタブレットやIoT機器に切り替えるアプリソフトウェアを開発したことを発表した。SIMの抜き差しが不要で、番号を移し替えることができるという。
TOHOシネマズが、新しい映画観覧スタイル“MediaMation MX4D(メディアメーション エムエックスフォーディー)”を導入する。アメリカ・MediaMation社の4Dシアターシステムで、同社のシステム導入は国内の導入は初となる。
日立製作所は24日、量子コンピュータに匹敵する性能の新型半導体コンピュータを試作したことを発表した。約1兆の500乗通りの膨大なパターン(組み合わせ)から適した解を導く「組み合わせ最適化問題」を、瞬時に解くことができるという。
早稲田大学(理工学術院 岩瀬英治准教授、大学院基幹理工学研究科修士1年の古志知也氏)は18日、配線上に一度クラック(ひび割れ、亀裂)が生じても、自己修復する金属配線を実現したことを発表した。
日本電信電話(NTT)は19日、将来の通信ネットワークの技術開発に関する新コンセプト「NetroSphere(ネトロスフィア)構想」を発表した。
日本電信電話(NTT)は17日、光のパターンを投影することで、止まった画像が動いているように見える光投影技術「変幻灯」を開発したことを発表した。サイネージ、インテリア、エンターテインメント分野で活用される見込みだ。
日本電信電話(NTT)は28日、観客の歓声に埋もれているスポーツの競技音を、クリアに抽出する音声処理ソフトウェア技術「ターゲットマイク技術」を開発したことを発表した。
政府は、「日本再興戦略」改訂2014で掲げられた「ロボットによる新たな産業革命」の実現に向けて「ロボット新戦略」をまとめた。
日本電信電話(NTT)とピーディーシー(PDC)は21日、自然な音声対話が可能な「接客型デジタルサイネージ」を開発したことを発表した。タッチパネル操作は必要なく、ユーザーの発話を分析し、ユーザーの要望する情報を検索・提示するという。
富士通と富士通研究所は19日、メールやWebなどのPC操作から、「サイバー攻撃の被害に遭いやすいユーザー」を判定する技術を業界で初めて開発したことを発表した。個々のユーザーや組織に合わせたセキュリティ対策が可能になるという。
東京大学物性研究所(徳永将史 准教授らの研究グループ)、産業技術総合研究所、福岡大学、上智大学、青山学院大学は13日、未来の磁気メモリ材料開発につながる、新たな電気分極成分を発見したことを発表した。
米Google(グーグル)は22日(日本時間23日)、同社が開発を進めている自動運転自動車の、走行可能な最初のプロトタイプを公表した。
日本電信電話(NTT)と東京理科大学は16日、きわめて高速なストロボ撮影法を確立し、これまで観測することが困難であった「内殻電子」のダイナミクス(動き)を観測することに成功したことを発表した。
富士通研究所は3日、電波を飛ばしにくくする性質を持つ金属部品、身に付けるIDカード・ウェアラブル機器など、電波の制限を受ける素材でも利用可能な、小型薄型RFIDタグを開発したことを発表した。
芝浦工業大学は2日、針を使わずに気泡の圧力で、試薬や遺伝子までも体内に届けることのできる、新しい「針なし注射器」の開発に成功したことを発表した。同大学の機械工学科の山西陽子准教授が開発した。
世界最大規模の「組込み」総合技術展&カンファレンス「Embedded Technology2014 / 組込み総合技術展(ET2014)」が19日、パシフィコ横浜で開幕した。同会場で21日まで開催される。主催はJASA:一般社団法人組込みシステム技術協会。