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スマホ・機種変更

法人携帯回収後の処分と廃棄はどう違う?iPhoneはデータ消去後中古としての需要も

不要になった携帯・スマホを回収してもらった後の処理方法について。各種スマホ回収サービスでは端末を「処分」か「廃棄」します。データ消去した後、物理的に破壊する「廃棄」と、再利用できる端末をリユースする「処分」の違いがあります。

携帯端末を確実に処分するには?

お使いの端末がガラケー(フィーチャーフォン)あるいはスマートフォンどちらにしても、いずれ使わなくなって処分方法を検討することになります。

3G電波は、各社が提供停止予定を公表しており、ガラケーなどの古い端末は今後使えなくなっていきます。また、スマートフォンも電池の劣化やアプリ・OSのサポート切れなどで、新しい機種に交換していくことになるでしょう。

こうした古い端末は、個人であればキャリアショップに引き取ってもらう方法もありますが、法人携帯では、台数の多さや端末管理・セキュリティ管理上、専門業者に引き取ってもらうことが一般的です。

専門業者が携帯端末を回収した後、「処分」したり「廃棄」したりしますが、その違いは何でしょうか。

使わなくなった携帯は処分 or 廃棄の2択

「処分」と「廃棄」どちらも手放すことは同じですが、若干ニュアンスが異なります。

処分」は携帯電話のデータを消去した後、そのままの形でリユースされたり、必要な部品のみを取り出してリサイクルして使用されることを指します。リユース・リサイクルできない端末は、廃棄処分されます。

廃棄」する場合、携帯電話を物理的に破壊してしまうことを指します。

不要携帯の主な処分方法

不要になった古い携帯電話の処分方法ですが、個人で行うものとして以下の方法があります。

自治体の回収に出す

自治体による携帯電話の回収は、自治体によっては役所などの公共施設にある回収ボックスに持ち込んだり、不燃物ごみにできる場合があります。お住まいの自治体での処分方法のルールを、事前に調べておくことをおすすめします。くれぐれも指定方法以外の処分(燃えるごみ)は厳禁です。携帯電話に内蔵されているリチウム電池は強い衝撃を与えると発火する恐れがあり、大変危険です。

家電量販店に回収してもらう

家電量販店では「小型家電リサイクル法」の制定を受け、携帯電話を回収してリサイクルする動きが広がっています。いくつかの例を挙げますと、ヤマダ電機の場合、指定のダンボール箱1つ(携帯電話以外の小型家電を入れても可)につき1500円、ヨドバシカメラは携帯電話、タブレットの回収は無料で行ってくれます。

キャリアショップに持ち込む

ドコモ、au、ソフトバンクといった携帯電話キャリアでは不要になった携帯電話の回収サービスを行っています。いずれもキャリア関係なく回収しています。キャリアショップに持ち込んだ場合、ケータイパンチという機械で物理的に携帯電話を破壊してもらうことも可能です。

不要になった携帯電話を回収してもらう方法はこのように様々ありますが、ひとつ注意しなければならないのは、どの場合も携帯電話内のデータは自分で初期化するなどして削除する必要があるという点です。

現代の携帯電話にはメールやその添付ファイル、アプリのデータなど連絡先以外の機密情報も沢山詰まっています。したがって、法人携帯の場合、確実にデータを消去したという保証が必要となってくるのです。

法人は確実なデータ消去・資産管理が求められる

携帯電話を処分・廃棄するにあたって行わなければならないのは、データ消去です。携帯電話内の電話番号などの情報や画像、場合によってはアプリやダウンロードしたファイルを削除しなくてはなりません。

こうしたデータの削除ですが、画面上は何もない状態に見えても、実は復元できる状態なことがあります。データが復元できるということは、詐欺や脅迫など悪用の材料になるということです。確実にデータを消す方法は、物理的に破壊するか専門的な消去ソフトを使うことです。

それでは、データの削除ではなく「工場出荷状態にリセットする」という方法はどうでしょうか。こちらはかなり安全性が高いイメージですが、安全性は「端末によりけり」となります。

iPhoneやiPadといったiOS端末やBlackBerryの端末は工場出荷状態にリセットするとデータを復元できないため、比較的安心と言えます。しかし、Androidの場合はリセットしても復元できてしまうケースがある、という実験結果があります。

なかには複数回リセットをかけても復元できてしまう、という例もあるようです。したがって、Androidスマホの場合は工場出荷状態にリセットするのも安全ではない、という結論になります。

ちなみに、企業の情報漏えいの原因はいくつかありますが、その中の半数近く、45%が携帯電話の「誤廃棄・紛失」とされています。

誤廃棄の対策としては、担当部署、担当者レベルで対応可能な問題です。まず、使わなくなった端末を適当に処分しない、不要な端末はデータを消去して処分するといったルールづくりが必要です。

今や携帯電話はパソコンに匹敵する機能、そしてデータ容量が備わっています。パソコンの処分に関しては情報漏えいのリスクを考慮して専門業者に処分を依頼する流れが定着しています。

ところが、携帯電話についてはサイズ的に小さいため、不用意に処分されがちです。情報漏えいのリスクについてはPCと同等に考えておくべきです。

法人携帯で社外秘の機密情報が漏えいした場合の影響は、計り知れないものがあります。代表的なものとして、

・業務システムに不正ログインされ、顧客データが流出。
・極秘プロジェクトが同業他社に伝わり、先にそのアイデアを実現されてしまう。
・金融ビジネスに携わっている企業から情報が漏えいした場合、インサイダー取引の嫌疑をかけられてしまう恐れ

こうした直接的な被害以外にも、情報漏えいがマスコミに報じられて企業の社会的信用を失ってしまったり、場合によっては多額の賠償金を請求される事態も考えられます。

このほか、帳簿書類上、機密情報の消去や端末廃棄の記録がないと携帯電話を資産として管理していないとみなされてしまい、経理担当者から不要な指摘を受ける可能性もあります。

法人が携帯電話を回収してもらうには?

ここまでの解説で、法人が携帯電話を不用意に処分・廃棄するのがどれほどリスキーであるかをご理解いただけたのではないでしょうか。処分・廃棄する携帯電話が2〜3個程度であれば、担当者自らが携帯電話を初期化したのち、キャリアショップに持ち込み、ケータイパンチで物理的に破壊、という回収の流れでも問題ないでしょう。

念のため、携帯電話、とくにガラケーの一般的な初期化方法をキャリア別に紹介します。

ドコモ携帯の初期化方法

・MENU画面を表示し、「その他」「設定」「SETTINGS」「セキュリティ」いずれかを選択
・「端末初期化」「リセット」「データ一括削除」いずれかを選択
・端末暗証番号を入力してリセット(※暗証番号を変更していない場合は、初期設定である「0000」を入力)
なお、端末暗証番号を忘れてしまった場合は、各ドコモショップにて初期化できます。

au携帯の初期化方法

・MENU画面を表示し、「機能」または「設定」を選択
・「プライバシー/制限」を選択
・「リセット」から「オールリセット」を選択
・端末暗証番号を入力してリセットする(※暗証番号を変更していない場合は、初期設定である「1234」を入力)
なお、端末暗証番号を忘れてしまった場合は、各auショップにて初期化できます。

ソフトバンク携帯の初期化方法

・MENU画面を表示し、「その他」「設定」「SETTINGS」「セキュリティ」いずれかを選択
・「端末初期化」「リセット」「データ一括削除」いずれかを選択する
・端末暗証番号を入力してリセットする(※暗証番号を変更していない場合は、初期設定である「9999」を入力)
なお、端末暗証番号を忘れてしまった場合は、各ソフトバンクショップにて初期化できます。

こうした方法は、携帯電話が2〜3個程度ならそれほど時間もかからず、また間違いなく実行できるでしょう。しかし、端末の数が多くなると時間と手間がかかるばかりではなく、データ消去ミスの確率が上がってしまいます。さらに、書類上の不備を無くすことを考えるなら、法人向けの回収サービスを利用したほうが確実性が格段に上がります

法人携帯電話処分でもっともおすすめできるのはT-GAIAグループの法人系携帯回収サービス

法人携帯の回収でもっともおすすめしたいのが、携帯電話などの販売シェアナンバーワンを誇るT-GAIAグループの「スマート回収」という、法人向けの携帯電話回収サービスです。

「スマート回収」の基本的な流れは、回収した端末(端末の種類、メーカー問わず)を専用のソフトにて確実にデータを消去。そのエビデンスとして、作業完了報告書が提出されます。データ消去された端末は、リユース品、パーツ、廃棄品に分けてリサイクルされます。 続いて「スマート回収」の特徴、注目すべきポイントを紹介します。

「スマート回収」サービスの特徴

「スマート回収」を提供しているT-GAIA社は、プライバシーマークを取得しているほか、業界団体リユースモバイル・ジャパンの正会員にもなっている東証一部上場企業です。

「スマート回収」のデータ消去は、回収した携帯電話の検品・データ消去といった一連の作業が、権限者のみが入退出を許可されている、24時間365日、遠隔監視された高セキュリティルーム内にて行われるという点です。このような万全なセキュリティ体制のもと、携帯電話のデータ消去作業を行っています。

データ消去に使われるソフトは、データ復元の可能性が限りなくゼロに近い「blancco」という専用のソフトが用いられます。この「blancco」ですが、世界100カ国以上で導入されているほか、各国の政府機関からも認定されている高い信頼度を誇るデータ消去専用ソフトで、日本国内でも2000社以上の導入実績があります。

データ消去作業後には、データ処理を確実に行ったというエビデンスとして大きな効力を発揮する「作業完了報告書」が発行されます。この作業完了報告書は、責任の所在を明らかにするほか、回収期日、データ消去対象端末一覧が記載されており、処理した端末の状況を把握できるようになっています。これにより資産管理の効率化にも一役買います。

スマート回収」なら、法人が携帯電話を手間なくそして安全に回収してもらえます。

スマート回収 公式ページ

まとめ

携帯電話はサイズが小さいために処分・廃棄を手軽に行えると考えてしまいがちですが、じつはその中にはパソコンに匹敵するほどの情報が詰まっています。

 

安心して回収してもらう方法として、データの消去や工場出荷状態にリセットとして回収してもらう手段があります。これは携帯電話の数が増えると確実性が下がり、おすすめできません。

 

法人で使用していた携帯電話は情報の宝庫なので、漏えいのリスクを避けるために、コストをかけてでも万全な方法で携帯電話を回収してもらうのがベストです。

 

その場合におすすめなのが、T-GAIAグループが提供する「スマート回収」サービスです。万全なセキュリティ体制のもと、世界中で信頼されているデータ消去ソフトを用いてスマホのデータを消去します。

 

「スマート回収」サービスでは、作業完了報告書も発行されるため、責任の明確化や資産管理の効率化も図れるため、安心して携帯電話の回収を任せられます。

 

 

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