17日、2026年1月1日に13年ぶりに放送されるクイズ番組『クイズ$ミリオネア』(フジテレビ系)のスタジオ収録の様子が公開された。
同番組は2000年から2007年までフジテレビ系でレギュラー放送され、その後2013年まで不定期で特番放送された。司会のみのもんたさんの決めセリフ「ファイナルアンサー?」で一世風靡した。
番組の真骨頂は単なるクイズ番組にとどまらない心理戦にある。賞金1000万円を懸けた挑戦者がみのもんたさんと対峙し、張り詰めた空気の中で1問ずつクリアしていく。1000万円という大金が近づけば近づくほど挑戦者の鼓動は高まり、冷静さを欠いていく。挑戦者がやっとの思いで答えを決めた時、みのから静かに投げかけられる「ファイナルアンサー?」の一言。みのもんたさんは絶妙な間と沈黙で挑戦者の覚悟を問い、ドラマチックな名シーンを数々生んできた。
今回、みのもんたさんから司会のバトンを受け継ぐのは国民的グループ・嵐のメンバー・二宮和也。ステージのセンターに二宮が降臨すると客席からは悲鳴にも似た歓声が上がり、ボルテージは急上昇した。番組おなじみの重厚なBGMが静かに鳴り響き、興奮と緊張が入り混じったミリオネア特有の空気がスタジオ全体を占拠していった。
その空気に飲まれまいと果敢に挑む挑戦者は、ムロツヨシ、菊池風磨、橋本環奈、あのだ。さらに2名のシークレットゲストも登場する。ドラマ、映画で名芝居を打ち、観客たちを魅了してきた二宮が、間、表情、言葉、吐息で挑戦者たちの心を揺さぶる。しかし、聡明な頭脳と強靭なメンタルで全問クリア、つまり1000万円を獲得する猛者が現れることに。

映画、ドラマ、舞台にひっぱりだこのトップ俳優・ムロツヨシが登場した。主演のSPドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』(フジテレビ系)の放送を2026年1月4日に控えるなど2026年も大忙しの状況が続く。公私ともに仲良しの二宮と元日から対面できる喜びに浮かれ上機嫌で登場するが、二宮と対峙するやいなや二宮から感情を激しく乱される発言を浴び、最悪のコンディションでスタートを切ることになる。出場前は「1問でも多く、二宮くんの間を感じたい」と意気込んでいたムロだが、いざ本人を前にすると二宮の間の緩急に振り回され、完全に二宮の手中に落ちた。

2025年は8人体制になったtimeleszのめざましい活躍に加え、自身のソロ活動にも精力的に取り組んだ菊池風磨は、勇ましい紋付袴姿で登場した。2026年も幸先良くスタートさせたいところだ。ライフラインの1つ「テレフォン」には心強い助っ人メンバーを招き入れ、盤石の布陣で挑む。クイズ番組とは縁の無い人生を送ってきた菊池だが、「クイズ$ミリオネア」の13年ぶりの復活、しかも二宮が司会を務めるという2つのビッグニュースに心を動かされ出場を決意した。しかし、難問を前に幾度となく危機に直面。絶体絶命の危機が訪れたとき、「テレフォン」による奇跡の救出劇が起きた。

数多くのヒット作で主演を務め、連続テレビ小説『おむすび』(2024-2025年、NHK)で朝ドラヒロインを務めた国民的トップ女優・橋本環奈が登場した。来年1月12日より放送予定の月9ドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系)で主演を務めるなどその勢いはとどまるところを知らない。正月らしい豪華絢爛な着物姿で登場するとスタジオには黄色い歓声が上がった。橋本は「月9ドラマの現場に差し入れをしたい!そしてスタッフパーカーを作りたいです!」と息巻く。二宮のペースに飲まれるかと思いきや、「プレッシャーには強いんです」と落ち着いた様子。高らかに1000万円獲得宣言するが、果たして結果は。

独自の世界観と圧倒的な存在感で若者から絶大な支持を集めるあのが登場した。拍手喝采の中、二宮からクイズの自信を問われたあのは、「クイズ番組は全然不得意です。学びをしてこなかったので」とあっけらかんと応じスタジオは大爆笑。世の中のことが分かっていないと続けるあのだが、「選択は好き」と話す。独特のひらめきや記憶力を武器に次々と駒を進めていくあのに二宮も驚きを隠せない様子。この日、最速のスピードで駆け上がっていくあの。果たしてどこまで上り詰めるか。
この中で1000万円という大金を手にする者は誰なのか。シークレットゲスト2名のうち1名は近日中に公開予定となっている。










