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NHKが名作『おもひでぽろぽろ』の実写版ドラマ!「令和のタエ子」描く

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松坂慶子
  • 松坂慶子
  • 杏 (C)Junko Tamaki(t.cube)
 人気漫画『おもひでぽろぽろ』を原作としたドラマがNHKで放送されることが決定した。


 『おもひでぽろぽろ』は1987年に連載された人気漫画。小学5年生の少女・タエ子の日常をコミカルに描いた作品で、1991年にはスタジオジブリ制作の劇場アニメも公開され、今もなお幅広い年齢層に愛されている。

 今回、ドラマではタエ子は64歳になり、30代の娘と、10代の孫娘と同居する姿が描かれる。タエ子は孫にかつての自分を投影し、「昭和のタエ子」に後押しされながら、「令和のタエ子」が女優を目指すというストーリーだ。

 タエ子役を務める松坂慶子は「いまや人生100年の時代、今後30年以上も前向きに生きて行くためのターニングポイントになる大切な日々が描かれるのではないかと思います。大事なのは日々の暮らし。夢を見つけて自分の人生を輝かせることができたら、どんなに楽しいことでしょう! ゆったり年相応に暮らしていたタエ子さんが、家族との絆や出会いによってだんだん心が若々しくなって、まるで子供の頃のように元気いっぱいに天真爛漫に日々を紡いでいくようになる。人は、いくつになっても成長するんじゃないでしょうか。ご覧いただいて、懐かしいあたたかい時間を過ごしていただけたら嬉しいです」とコメントした。

 また、タエ子の娘・杉本夏希役を務める杏は「大好きな作品が、現代を絡めたドラマになると聞き、とても嬉しいです。 昭和の古き良き時代に子供だったタエ子が、平成を経て、令和をどのように過ごしているのか。 作品の中で描かれ、映るのはそれぞれのキャラクターの人生のほんの一部分で、本当はその前後ともに、ずっと続く時間がある。 私が演じさせていただくのは、今回描かれる世代の中ではちょうど真ん中の娘。 誰もが子供だったこと、世代を超えて触れ合うことを感じながら参加させていただけたらと思っています」と作品への思いを語った。

 スペシャルドラマ『おもひでぽろぽろ』はNHK BSプレミアム・BS4Kで2021年1月以降に単発で放送。ドラマの撮影は9月初旬~9月下旬予定。
《松尾》
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