NHKは2026年度後期連続テレビ小説『ブラッサム』の主題歌を、音楽ユニット「YOASOBI」が担当することを発表した。合わせて、主題歌の元となる原作小説を、芥川賞作家の綿矢りさが書き下ろしたことも明らかになった。

『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。制作統括の村山峻平は「小説家が主人公の連続テレビ"小説"だからこそ、小説を元に楽曲を制作するYOASOBIさんしか考えられなかった」と直球でオファーした経緯を語っている。
YOASOBIのAyaseは楽曲制作にあたり、宇野千代の自伝「生きて行く私」を読み込み、宇野千代の出身地である山口県岩国市を実際に訪問。「先生の故郷の風に導かれるようにこの楽曲を作り上げた」とコメント。また、自身も山口県出身であるという縁も重なり「自分の音楽人生における一つの分岐点になる」と確信するほどの作品になったと述べている。
ikuraも「喜びも悲しみも、その全てをエネルギーにして前に進む主人公・葉野珠に想いを馳せながら歌った」とし、宇野千代の生き様から自身も背中を押される感覚があったと明かした。

原作小説を担当した綿矢は「その生き方や著作を敬愛してきた宇野千代さんが朝ドラの主人公のモデルになると聞いたときは大変驚いた」とコメント。さらに主題歌の原作小説執筆の依頼を受けたことを「二重の驚きと喜び」と表現した。綿矢は宇野千代の「年齢を重ねてもなお尽きることのない生命力」を桜の木になぞらえて小説に描き、その物語がYOASOBIの楽曲づくりの礎となっている。
出演者には石橋静河、加賀まりこ、松たか子、国仲涼子、渡部篤郎、染谷将太らが発表されており、豪華なキャスト陣にも注目が集まっている。







