電子の集中豪雨、JAXAが観測!
IT・デジタル
科学・宇宙
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
X線天文衛星「ひとみ」に異常、空中分解? 軌道に影響も
-
フライトまで3カ月!大西宇宙飛行士が記者会見
CALETの観測データによって、ISSが夕方から夜にかけて磁気緯度の高い地域を通過する際、数分間にわたって大量の放射線電子が降り注ぐ「電子の集中豪雨」がISSでも起こっていることを初めて明らかにした。その準周期的な強弱の現れ方などから、電磁イオンサイクロトロン波と呼ばれる「オーロラのさざ波」を感じて、大気に落とされたバンアレン帯の電子だと考えられるとしている。
電子の集中豪雨は人工衛星の帯電による障害や、中層大気のオゾン破壊の原因となるため、今後、宇宙天気予報の研究や大気化学の研究に役立つことが見込まれる。
今回の研究成果は、Geophysical Research Lettersにオンライン掲載された。
JAXA、ISS「きぼう」に搭載したCALETで電子の集中豪雨を観測
《レスポンス編集部@レスポンス》