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【レビュー】この手があった! 増えるACアダプタも全部挿せるタップ…パワーキューブ

IT・デジタル ハードウェア
サーキットブレーカー内蔵なので、定格以上の電力となれば自動的に遮断される
  • サーキットブレーカー内蔵なので、定格以上の電力となれば自動的に遮断される
  • 付属のホルダーで机の下などにとりつけるとじゃまにならない
  • ACコードなしのタイプはこのように拡張できる
  • パワーキューブ
  • テーブルタップの「あるある」:コンセントがたくさんあっても全部使えない
  • コードなしタイプ
  • コード付きタイプ
  • USB端子付きタイプ
 製品としては、1面がACプラグになったもの。ACコードになったもの。さらに1面がUSBの充電端子になったものの3パターンある。価格は、ACタップだけのものが1500円から2000円。USB端子が付いたものが4~5000円といったところだ。探せば最安値はもう少し低いだろう。

 USB端子付は、2A相当のUSB充電アダプタを別途購入することを考えても若干高めだが、ブランドメーカーの製品なら2000円以上するものの普通だし、本体と一体化したデザインを考えればまあ妥当だろう。とくに、ACアダプタ問題対策として考えるなら、用途はほとんどがスマートフォン、タブレット等の充電ではないだろうか。USB端子付きのACタップはその目的には合理的だし便利だ。

 なお、パワーキューブの定格は1500W、つまり100Vで15Aまでの電源をとることができる。スマートフォンの充電アダプタがだいたい2Aなので5面全部につないでもいちおう問題ないことになる。サーキットブレーカーがついているので、ある程度の事故はふせげるが、当然大容量の器具をつなぐときは注意すること。

 総容量さえ守れば(定格以上の電力を消費するようになればブレーカーが作動するが)、キューブを複数つなげることもできる。ACコードなしのタイプを立体的に拡張していったり、出かけるときだけひとつを取り外して持っていく、といった使い方も可能だ。ただし、説明書にはACコードなしのタイプを壁コンセントに直接取り付けた場合は、壁に垂直方向への拡張を禁止している。

●机の下に設置するのがお勧め

 見た目もおしゃれで使い勝手も悪くない。ただし家などで置いて使う場合、ACアダプタが立体的に取りつくので、全体として結構場所をとる。それなりの場所に置いて使うことになるだろう。ACコード付きのタイプには、本体を固定するホルダーが同梱されている。固定して使うなら、説明書にあるように机の天板の裏側、側面内側などに付属ホルダーを利用して固定するとじゃまにならなくてよい。ただし、ホルダーに取り付ける面のタップは使えなくなる(取り外しは可能なのでいざというときは利用できる)。また、机の下や内側といっても椅子や足が入る部分にかぶらないような位置に取り付ける必要がある。

 取り付けホルダーは両面テープで取り付けるようになっているが、ビス止め用の穴も空いている。重いACアダプターを3つも4つぶら下げることになるので、できればビス止めをお勧めする。あるいは、じゃまにならないところにフックを取り付け、そこにACコード部分をひっかけておくという使い方もある。これも両面テープ式のフックではなくねじ止めするタイプが理想だが、ホルダーを使わないのでACタップを1面つぶさないで済むメリットがある。
《中尾真二》
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