NTT、ブロードバンド技術の新コンセプト「FASA」提唱
ブロードバンド
テクノロジー
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
訪日客の「移動・決済」情報をマーケ活用、NTT・JTB・JCBらがアプリ実験
-
サンディスク、「VMware Virtual SAN 6オールフラッシュアーキテクチャー」に対応
従来、ネットワークインフラは、専用装置によって構成されており、アクセスネットワークについて専用装置が多量導入されている。そのため、機能を追加・変更するには、装置を部材レベルから開発し直す必要があった。またベンダごとの仕様の違いなども問題になっていた。
「FASA」は、従来のように専用装置を用いるのではなく、アクセス装置を構成する機能を「<1>ソフトウェア部品」「<2>汎用ハードウェア」「<3>外付けモジュール」の3種類の部品カテゴリに分け部品化し、それらを組み合わせるという新しいシステムアーキテクチャだ。
アクセスネットワークにおいて、アクセス装置の実装にまで踏み込んだ部品化技術に関するコンセプト提案は、世界初とのこと。機能を部品化することで、サービス事業者は、柔軟かつ経済的にサービスを組み込むことが可能となる。
NTTでは、キャリアネットワーク向けには「NetroSphere」(ネトロスフィア)構想を提唱。その実証実験環境として、「NetroSpherePIT」を構築・運用している。FASAについても、NetroSpherePITでの技術検証に着手。今後は他のキャリア、ベンダ等と協調しながら、これまで以上にオープンに研究開発を進めていく。APIも順次公開し、普及促進を図る方針だ。第一回目のAPI公開は2016年5月頃の予定。
関連ニュース
-
訪日客の「移動・決済」情報をマーケ活用、NTT・JTB・JCBらがアプリ実験
-
サンディスク、「VMware Virtual SAN 6オールフラッシュアーキテクチャー」に対応
-
「盗聴不可能な通信」を、主要都市間で可能に……NTTが新方式を提唱
-
屋外商用環境で240Mbps超!ドコモ、LTE-Advancedの技術説明会を実施
-
通信集中エリアでも快適通信……ドコモが新技術「高度化C-RAN」の検証に成功
-
インテル、14nm製造プロセス採用「Core M」新製品群を数か月以内に提供開始
-
NTT西、卒業証書などをコンビニ出力できる「証明書発行サービス」開始
-
2020年に向け空港の情報デザインを高度化、NTTらが共同実験を開始
-
NTTの先進技術、第一興商のカラオケ電子目次本「デンモクiDS2」に採用
-
NTT、6期連続増収で過去最高収益の四半期に……2016年3月期2Q決算