富士通、通信速度を100倍に高める無線受信機を開発
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新開発の受信機は、微細加工が可能なポリイミドをプリント基板として採用し、増幅チップとアンテナを低損失で接続し一体化。受信感度を維持したまま、周波数100GHzを超える電波(テラヘルツ帯)を利用できるため、通信速度を従来の100倍に高めることができる見込みだ。
また、受信機の大きさも、容積0.75立方センチメートル(cm3)(出力端子部含まず)と、従来の約10分の1に小型化されており、携帯電話などにも搭載可能だという。
これにより、スマートフォンなどの携帯端末で毎秒数十ギガビットの大容量通信が将来的に可能となる。4Kや8K高精細映像の瞬時伝送もできるとのこと。2015年度中にデータ転送実験を開始し、本技術の2020年頃の実用化を目指す。