「クリエイティブフリーという言葉をよく使っていますが、クリエイターを信じて作品を作っていただくというのが我々のポリシーです。話数などのフォーマットについても自由なので、ドラマでいえば、7時間や8時間にわたる壮大な映画を作っていただくイメージ。これはNetflixならではの革新的な方法だと考えています」 その一方で、Netflixの日本法人で代表取締役社長を務めるグレッグ・ピーターズ氏は、日本におけるローカルコンテンツの人気にも言及している。「ローカルコンテンツを待望するユーザーの期待に応えるため、積極的にオリジナル作品の制作に取り組んでいきたい。それを世界に発信していくチャンスと考えています」 こうした、ローカルコンテンツの中には、日本が誇るアニメも含まれるという。「日本人は漫画やアニメを見て育ってきて、その中にはすごいストーリーがたくさんある。素晴らしいメッセージ性を持つ作品もありますし、これらは日本の宝だと思っています」(大崎氏) なお、日本発のローカルコンテンツについては、各方面のクリエイターとの話し合いも進んでいるとのこと。17日にはフジテレビからコンテンツの供給を受けるとの発表もあったばかりだ。 その一方で、現状ではサービス開始の詳細な時期、料金帯、コンテンツ本数などは全て未定となっている。