米大手ネット動画配信「Netflix」、日本での対応デバイスや視聴環境などの一部が明らかに
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「私たちは6年前からさまざまな家電メーカーとお付き合いしてきましたが、それぞれが開発した対応デバイスは、すべて社内のエンジニアがテストしています。なので、どの対応端末でもNetflixのストリーミング環境を提供することが可能です」
また、UIについても直観的であることを意識し、コンテンツをまとめたカタログのパーソナライズを追及しているという。なかでも、Netflixならではのユニークな特徴として、下井氏がフォーカスしたのがレコメンド機能だ。
「膨大なコンテンツから適切なものを、適切なタイミングで提供する。そのために、ログインしたプロファイルに応じ、過去の視聴履歴を元にパーソナライズされたコンテンツをサムネイルで表示しています。普段よく見ている作品の傾向から、お勧めの作品、ジャンルを学習。さらに、好きな監督やキャストにも紐づけて、6200万人の会員それぞれに合わせたカタログを作成しているわけです」
それに加えて、Netflixが提唱している、もう一つのクォリティが“すぐに始まり、止まらないテクノロジー”だという。それを表す機能の一つが、ドラマなどの各エピソードを連続再生する「ポストプレイ」だ。
「複数話におよぶドラマなどでは、放送時間が終わりに近づくと、次のエピソードのアナウンスが表示されます。何もリモコンなどを操作しなくても、映画を観ているような感覚で、全エピソードを一気に視聴できる。この“Binge-Watching(一気見)”という視聴スタイルが、アメリカで流行っているんです」
なお、Netflixでは14年3月に、世界に先駆けて4K動画の商用配信をスタートしている。こうした高画質な動画を、途切れることなくスムーズに再生させるのも、Netflix独自の技術だという。
「ユーザーのデバイス、場所、ネット環境を認識し、画質のコントロールを行っています。また、いち早く映像を再生させるために、まずはSD画質で放送をスタート。徐々に画質を上げていく可変型ストリーミングを採用しました。これにより、ドラマを連続視聴している際に、ネットが混むような時間になっても、画質調整により映像を止めることなく視聴し続けられます」
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