■スムーズな可変型ストリーミング 会場ではNeflix対応テレビをアメリカのサーバに接続し、ドラマを再生するデモが行われた。テレビの電源を入れて、メニューからNetflixのアプリを起動……といった面倒な操作をしなくても、テレビの電源がオフの状況から、ボタン一つでNetflixのホーム画面を表示。カタログにはレコメンドのコンテンツが表示され、ボタン一つで“番組情報の表示→再生”という操作がスムーズに行うことができている。 続くドラマの再生デモでは、画面上には映像品質が表示されており、配信開始後まもなく2Kまで向上した画質が、オープニングの終了までには4Kに変更された様子が確認できた。画質が変更される際にも、特にゆがみやコマ落ちは発生せず、ストレスなく高画質なコンテンツを視聴できそうだ。 一方、ポストプレイのデモでは、番組の残り時間が3分30秒ぐらいから再生をスタート。エンドロールの表示中に画面が左上へと縮小され、次のエピソードに関するアナウンスを表示。間もなく、エピソードの再生が自動で開始されている。■最大のウリはオリジナルコンテンツ では、映像コンテンツが多様化し、それを観る手段もさまざまな現代において、Netflixを月額課金で利用する意味とは何か。Netflixの日本法人で副社長を務める大崎貴之氏によると、そのメリットの一つにオリジナルコンテンツがあげられるという。実際、Netflixでは「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で、ネット配信のコンテンツとしては初のエミー賞を受賞。多くの視聴者を熱狂させた。