【Interop 2015 Vol.36】東陽テクニカ、ライブデモを支える世界初の400Gイーサネットテスタを発表 | RBB TODAY
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【Interop 2015 Vol.36】東陽テクニカ、ライブデモを支える世界初の400Gイーサネットテスタを発表

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東陽テクニカのブースに展示されていた「Spirent TestCenter」
  • 東陽テクニカのブースに展示されていた「Spirent TestCenter」
  • Spirent 400Gbイーサネットテストソリューションの解説。標準として決まった25Gbps PCSレーンに対応している点も重要だ
  • Spirent 400Gbイーサネットテスターの解説。インターフェース部は光トランシーバ4個(100Gbps×4)で構成され、光ファイバで400Gbpsの装置を接続
  • テスト結果を表示するテスターのプラットフォーム。解析結果をビジュアル的に表せる
  • ファーウェイ・ジャパンの400GbEコアルータのライブデモで使われていたSpirentのテストソリューション
 東陽テクニカは幕張メッセで開催中のInterop Tokyo 2015で、ファーウェイの400GbEコアルータ「NE5000E」のライブデモンストレーションで用いられた「Spirent TestCenter用400GbEテストモジュール」を展示していた。

 これまで同社は、100GbE用のテストモジュールを出していたが、今回初めて100GbE×4本のインタフェースを備えながら、論理的に400GbEとしてテストできるモジュールを発表した。

 「測定器のループバックでなく、ダイレクトにルータ側に接続できたことがチャレンジングな点だ」(同社スタッフ)という。現時点で400Gbpsコアルータはファーウェイのみが出品しているため、まさにファーウェイのためにつくられたものと言ってよいかもしれない。

 TestCenterの基本機能は、負荷試験機として64~16000バイトまでのフレーム長を100%のワイヤーレートで出せることにある。さらにスイッチやルータに接続するときは、内部のルーティングテーブルから、実際のネットワーク経路情報をルータ側に伝え、パケットが正しくルータに転送されているのかどうかを確認することができる。またスマートフォンなどのユーザートラフィックを流す能力もある。

 ちなみに、この400GbEテストモジュールとファーウェイのコアルータ・NE5000Eは、Best of Show Aawardのテスティング部門、キャリア/ISPネットワーキング部門において、それぞれグランプリを受賞している。400Gbpsという先進的な高速コアルータと、そのテストを可能にした測定器が評価された形だ。
《井上猛雄》
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