【SPEED TEST】GWに注目!都内観光スポットで格安SIMトップ3社を比較……OCN優位の結果に | RBB TODAY

【SPEED TEST】GWに注目!都内観光スポットで格安SIMトップ3社を比較……OCN優位の結果に

ブロードバンド 回線・サービス

TOHOシネマズ新宿
  • TOHOシネマズ新宿
  • 調査結果詳細
  • 比較した3つのSIMサービス
  • ZenFone 5を用意した
  • ログロード代官山
  • スカイツリー
  • 雷門
  • 東京駅 丸の内駅舎
■市場シェアトップ3の格安SIMを比較!

 2015年のゴールデンウィーク(GW)は、4月29日(水)が昭和の日で、そこから木金を挟んで5月2日(土)から6日(水)の振替え休日までが5連休。仮に、4月30日と5月1日、そして5月7日・8日に休暇を取得することが出来た場合は12連休となる。すでに大型連休に突入している人も多いことだろう。今回は、そんなGWに注目の都内観光スポットにおいて、格安SIMサービスの通信速度調査を実施した。

 調査対象としたのは、MVNO主要3社が提供する格安SIMサービス。「OCN モバイル ONE」(NTTコミュニケーションズ)、「IIJmio」(IIJ)、「b-mobile SIM 高速定額」(日本通信)の3つで、これらのSIMをそれぞれASUS製のAndroidスマホ「ZenFone 5」に挿入して調査をおこなった。いずれもNTTドコモのLTE網を利用したサービスであり、ZenFone 5で使う場合は下り150Mbpsというのが理論上の最高速度となる。調査にはスマホ向けの通信速度アプリRBB TODAY SPEED TESTを使用。各スポットで3回ずつテストを実施、その平均値を記録した。

 調査箇所は「東京スカイツリー」「浅草寺」といった定番のスポットや、この4月にオープンしたばかりの「TOHOシネマズ新宿」「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)」など9ヵ所。調査結果の詳細は表にまとめたのでそちらを確認いただくとして、特徴的な部分をいくつかピックアップしてお伝えする。まずは、新宿歌舞伎町にある「TOHOシネマズ新宿」で調査を実施した。12.1ch次世代サウンドシステムを導入したIMAXデジタルシアターをはじめとして、全12スクリーン、約2300席を有する同施設。ビルから顔を出す実物大のゴジラヘッドもインパクト十分で、その外観を写真におさめる人も目に付く。ここでは、「OCN モバイル ONE」(以下OCN)が下り21.62Mbpsで最速となった。次いで「b-mobile SIM 高速定額」(以下b-mobile)が18.89Mbps、「IIJmio」(以下IIJ)が17.36Mbpsと続く。調査を実施したのがお昼前でトラフィックも混雑していなかったのか、各社快調な滑り出しとなった。

■OCNが下り33Mbps!格安SIMでもここまで出る

 周囲に江戸の面影を残し、国内外から年間約3000万人の観光客が訪れる超人気スポット「浅草寺」。記念撮影をする人や人力車夫の威勢のいい掛け声で賑わう雷門前で計測したところ、IIJが下り13.29Mbpsで1位となり、次いでOCNが5.64Mbpsで2位、b-mobileは2.70Mbpsと少し寂しい結果となった。続いて来月で開業3周年を迎える「東京スカイツリー」。調査に向かった日曜のお昼過ぎ、天気に恵まれたこともあってツリー周辺はかなりの賑わいをみせており、展望台の当日チケット購入までは数時間待ちといった状況だった。各社さすがに伸び悩む中、下り4.72Mbpsと比較的安定した速度で1位となったのはOCN。OCNは上り速度についても12.89Mbpsとかなりの速度を記録した。

 次に、東京の表玄関と呼ぶべき「東京駅」。開業100周年記念のSuica騒動も記憶に新しいが、その記念Suicaのデザインにもなっている丸の内(赤レンガ)駅舎の前でも計測をおこなった。お昼の混雑がほぼ落ち着いた時間帯の計測で、1位は下り20.52Mbpsを記録したb-mobile。2位はOCNの下り13.02Mbps、3位がIIJの9.21Mbpsとなった。渋谷・代官山間の東急東横線「線路跡地」に開業した新しい商業空間が、「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)」。線路跡地を利用ということで、全長220mに渡って5棟の商業施設が立ち並ぶ。日本初上陸のセレクトモール“フレッドシーガル”や、キリンビールの新業態“スプリングバレーブルワリー東京”などが出店し注目を集めている。ここでは3社とも好調だったが、中でもOCNは今回の調査で最速値となる下り33.22Mbpsを記録し1位となった。正直、格安SIMでここまでの速度が出るとは思っていなかったため、良い意味で予想を裏切られた形だ。2位のb-mobileも下り31.55Mbpsで30Mbpsを超え、3位のIIJも29.94Mbpsを記録した。

 調査した全9ヵ所の結果をまとめてみると、OCNが5ヵ所において下り速度1位となり9ヵ所の平均も13.15Mbpsで最速となった。上り速度についても8か所で1位と安定している。IIJは2ヵ所で下り速度1位を記録し、平均は11.33Mbps。b-mobileは同じく2ヵ所で1位となり平均は10.71Mbpsだった。比較した3社はいずれもドコモ回線を利用したMVNOサービスであり、ドコモネットワークとの接続点にどれだけの帯域を確保しているかという部分が、基本的には速度の差としてあらわれる。接続点の帯域が太ければ太いほど、トラフィックの混雑にも耐えることができ、1日の中でストレスなく使える時間が長くなる。今回の調査では3社とも、12時台の最混雑する時間帯を除けば多くの時間で快適に使える通信速度を維持していた印象だ。特に5ヵ所で1位を記録したOCNは、十分な帯域を確保できている時間帯がより長かったとも言え、おすすめできるサービスだと感じた。もちろん、各社それぞれ月の通信容量などに応じた様々なプランがあるので、あとは想定される利用方法に応じて選んでもらえればいいと思う。ただ、MVNOは接続部分の帯域について定期的に増強・メンテナンスをおこなっているほか、会員数の増減によっても通信品質は左右される。状況は日々刻々と変わっていくことが予想されるため、今後も実測調査などを通じて定期的に品質のチェックをおこなっていければと思う。
《白石 雄太》

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