インターペット会場のテーマ展示「ワンニャン・ハウジングスクエア」に出展するアスワンが、見た目にはフローリングなのに、素材はカーペット。表面に付着した汚れを水で落とせる環境床材「ナチュラルズ」を紹介している。 「ワンニャン・ハウジングスクエア」のコーナーには、同社のほかミツウロコ、サンスター技研、東リなど内装や住宅部材の開発、施工業などを扱う企業がグループ出展している。アスワンの「ナチュラルズ」は、外見は木の板のように見えるが、触ってみると実は柔らかなベロアのような肌触りのカーペットであることがわかる。 そもそもは“滑りにくい”ことが特長であり、フローリングでは滑りやすくなる犬の足腰をケアして、特に老犬にとっての歩きやすさと健康を考えた住宅部材としてつくられたものだというが、室内インテリアにもマッチする木目調、6色のカラーバリエーションを揃える質感の高さも特徴。 素材が柔らかいため、動物が歩行した際の爪音が響かないし、耐久性も高い。素材がカーペットと聞くとメンテナンスが大変なように感じられるが、動物の抜け毛に対しては毛が高密度のパイルに付着するため、かって浮遊しにくく、掃除も粘着テープで簡単に行えるようになる。 ほかにもサンスター技研による、フローリングの表面にワックスをかけるように塗って滑りにくくする液体素材、東リのタイルカーペット、ガラス素材を使ったキャットウォークの商品や、パネル展示による施工例の紹介などもブースに立ち寄った際にはチェックしておくことをおすすめする。