■軽いものから重いものまで、寝坊によって様々な失敗 寝起きが悪くて二度寝したら寝坊、自分の結婚式に遅れたり、会社の人が心配して家まで来たなどの失敗談も。「睡眠と寝起きに関する実態調査委員会」のアンケートに寄せられた回答だ。「寝坊の失敗」は様々なジャンルで、重度な失敗談が見られた。●一度しかないチャンスに寝坊!・寝坊して面接に遅れた・必修の講義を受けられなかった・就職説明会に行けなかった・受験ができなかった●定刻が決まっている乗り物を使っての移動に失敗・飛行機の乗り遅れ・寝坊して電車に乗り遅れた・スキーすっぽかし・旅行の当日飛行機に乗り遅れた。・旅行に行く日、迎えに来た友人のチャイムでやっと起きる●会社での失敗談・目が覚めたら10時で、会社の人が心配して家にまで来たこと・新入社員研修の時に寝坊し、人事に怒られた・プレゼンに間に合わなかった・寝ぼけたまま会社へ連絡、理由がしどろもどろになった。●こんなときに寝坊するか?・自分達の結婚式に遅れた・デートの時に寝坊・二度寝してしまい葬式に間に合わなかった 一日の疲れを癒すため、よりよい明日を迎えるために人は睡眠をとる。「良い睡眠」とは、ぐっすりと深く眠れる、肩や腰が痛くならない、など一日の疲れがリセットされ「スッキリとした目覚め」を得られる睡眠だ。 そんな「良い睡眠」をとり、「スッキリとした目覚め」を得ている人はどれくらいいるのか? 「睡眠と寝起きに関する実態調査委員会」は「睡眠と寝起き」について、20代~50代の男女合わせて500人を対象にアンケート調査を実施した。調査方法はインターネット調査、調査期間は10月6~7日、調査会社はマクロミルだ。 この調査を通じて明らかになったのは、多くの人が「良い睡眠」をとれていると感じはいるものの、それ以上に「寝起き」に満足していない人が多いということ。しかし「良い睡眠」がとれていれば、「寝起き」もスッキリするはずだ。■「良い睡眠がとれている」と70%以上が感じてはいる 普段、どのくらい自分の睡眠に満足しているのか。「あなたは普段良い睡眠が取れていると感じていますか?」という質問をしたところ、7割を超えて大半の人が「良い睡眠」自体はとれていると感じていた。「あなたの睡眠についての悩みはなんですか?」と質問したところ、最も多かったのは、「寝起きがだるい」で48.1%。寝起きについて不満に感じている人は多い。「良い睡眠」はとれていると感じているものの、「寝起き」はあまりよくない、という人が多いようだ。