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【CEATEC 2014 Vol.46】TVアンテナがLANに変わる!DXアンテナの高速同軸モデム

ブロードバンド テクノロジー
高速同軸モデム
  • 高速同軸モデム
  • アクトビラの再生をデモ
  • 配線イメージ
  • LAN、TV OUT、LINE IN、DCといったインターフェイスを装備
 DXアンテナのブースでは既存の同軸ケーブルでIPネットワークを構築できる高速同軸モデムの展示を行っていた。

 考え方はPLCと同じだが、こちらはアンテナケーブルをネットワークにしてしまっている点が大きく異なる。110×75×26.5mmというコンパクトな筐体には、LAN、TV OUT、LINE IN、DCといったインターフェイスを装備する。インターネットへの出口となるルータと各部屋へのアンテナ端子を接続する親機、各部屋の壁面アンテナ端子に接続する子機の2台が必要だ。

 最大通信速度は240Mbs(理論値)だが、実行速度は70~90Mbpsとのことで通常に使用には問題ないだろう。ブースでもアクトビラの映像を再生していた。なお、最長2kmの長距離伝送が可能。接続は最大128台までだが、速度を考慮すると16台が現実的だ。

 同製品は、LAN配線の追加工事が困難な住宅やホテル、ビル、また無線LANが使えない病院などの環境での導入が考えられるとしている。同軸通信はシールド性が高いため、安定した通信の実現も期待できるとしている。
《RBB TODAY》
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