富士通、オムロン工場にて「ものづくりビッグデータ分析」を実証実験
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この「ものづくりビッグデータ分析」の実証実験では、設備や機械の動きを制御するオムロン「Sysmacマシンオートメーションコントローラ NJシリーズ」とマイクロソフトのデータベースシステム「Microsoft SQL Server」を活用し、プリント基板ラインのログを収集し、個体ごとに生産実績の可視化を行うもの。これにより、製造ラインの改善を検証する。実験期間は2014年4月~9月。
さまざまな工程のログから生産実績データを抽出し、製品一つひとつと紐付けて分析用のDBに格納。一部の生産実績データは、制御に使用しているSysmacから、生産実績データを分析用DBにリアルタイムで格納する。
そのうえで、Microsoft SQL ServerのBI機能を使い、生産情報を品種やロット生産単位、勤務シフト別などの様々な切り口で分析できるインメモリDBを構築。さらに、稼働率や生産リードタイムの結果について、Microsoft ExcelやWebなどで容易に把握・分析できるようにするとのこと。今後は、リアルタイムで異常を検知してラインを制御する仕組みを検証していく方針だ。