省エネも実現!? 人の数と位置を検出する人感センサー
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一般的な人感センサーと比べて、「HVC-F」は、7.2m×7.2mの範囲にいる人の数とそれぞれの位置を検出できる人感センサーで、設置の高さに関しては最大5mまで対応。そのため、オフィスや会議室だけでなく、ビルのエントランスホールやエレベーターホールなど天井の高い場所にも設置できるのが大きな特徴となる。
また、同機を複数台設置することでさらに広いスペースにおける検知も可能となる。
イメージセンサーでとらえた画像データをオムロン独自の画像センシング技術で処理して、人数データ及び位置座標を出力する。いわゆる監視カメラとは違うので、人物を識別・特定する機能はない。
例えばビルの自動照明や空調の制御に「HVC-F」を用いることで、よりきめ細やかな空調・照明制御を行い省エネと快適性向上につなげたり、会議室の予約システムなどと連携させ、オフィス空間の有効活用に向けた新たなサービスを創出するといった活用法が考えられている。
他にも工場の生産現場における人の位置や数を「見える化」することで、生産現場におけるラインや機器のレイアウトを最適化し、生産性の向上を実現することができるという。
サイズは直径100mm×高さ140mm、消費電力は動作時4W、待機時2WでPoE給電に対応。なお14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「スマートビルディングEXPO」に展示される予定だ。