撮影好き、シニアのAV家電活用術……ブルーレイでデジカメ写真を保存 | RBB TODAY
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撮影好き、シニアのAV家電活用術……ブルーレイでデジカメ写真を保存

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AV家電製品の操作は難しいか
  • AV家電製品の操作は難しいか
  • AV家電製品を使いこなせたら生活が楽しくなるか
  • 家電使用方法の相談相手
  • 魅力的なテレビの条件
  • テレビ・録画機器のリモコンの問題点
  • テレビ・録画機器の使いやすい理想のリモコン
  • インターネットの利用促進策
  • 写真撮影状況
 パナソニックは10月21日、シニア層を対象に実施した、“お茶の間AV家電”の利用実態に関する調査結果を発表した。この調査は、全国60歳~79歳の男女400人に、ふだんお茶の間で使っているデジタル機器、魅力を感じる家電などについて質問したものだ。

■シニアのテレビ選び、基準は画質よりもリモコン?

 まず、自宅のリビングにある“お茶の間家電”の種類を聞いたところ、「テレビ」(96.3%)がやはり1位。以下「エアコン」(88.0%)、「電話機」(86.3%)、「扇風機」(84.0%)、「蛍光灯」(83.5%)などが上位となった。“お茶の間家電”の所有数は全体平均で7.4個となっている。

 保有率がもっとも高い「テレビ」だが、シニアの7割(70.1%)は「朝起きたらまずテレビをつけ」ており、「家の娯楽の中心はテレビだ」という声も70.8%と、7割を超えていた。「どんなテレビが魅力的か」を聞くと、音声(「音声がよくて聞き取りやすい」90.8%)や高画質(「今よりキレイに細かい所までよく見える」73.8%)以上に、「リモコンが使いやすい」が93.5%で第1位となっている。

 一方で、最新のAV家電製品の操作性については、全体の7割(70.1%)が「難しい」と感じていた。特に70代女性では80.7%が「難しい」と感じている。また7割以上(73.3%)のシニアが「家電を使いこなすことができたら、生活がもっと楽しくなりそうだ」と期待していた。使用方法を聞く相手は「同居している家族」が47.5%だが、3割近い28.3%は「インターネットで調べる」と回答しており、とくに60代男性は、半数以上が「インターネット」(52.1%)で調べていた。実際、テレビや録画機器のリモコンを持っているシニア(385人)に、リモコンを使いこなしているかどうかを聞くと、「使いこなせている」(20.8%)と自信があるのは全体の2割程度で、3人に1人は「使いこなせない」(34.0%)状況だった。リモコンの問題点を聞いたところ、リモコンの「ボタンが多すぎる」(62.9%)が最多で、多すぎる故にリモコンの「ボタンを押し間違え」(50.9%)るため、約半数(47.0%)のシニアがリモコンの「ほとんどのボタンを使っていない」としている。

 こういった事情を反映してか、使いやすいリモコンの条件は「ボタンの文字が大きい」(45.2%)、「ボタン自体が大きい」(41.6%)、「ボタンが少ない」(41.8%)など先の「ボタン問題」を解消したものが人気。「リモコンのボタンを押すと、音声で案内」(29.9%)してくれたり、「リモコンに話しかけるだけで操作ができる」(22.3%)など、リモコンに話しかけるだけで使える音声入力も人気だった。

 ちなみに、インターネットについても、「どうすればもっと使うようになるか」を聞いてみると、「自分の声で操作」(33.3%)と「使い方を音声で案内」(33.0%)がツートップで、音声操作や音声案内という「音声」がインターネット利用促進の大きなポイントとなっていた。

■シニアとデジタルカメラ

 “お茶の間AV家電”に加え、ここからは、シニア層に人気のデジカメについても質問。今回の調査でも「写真は撮らない」(10.8%)シニアは僅か1割で、9割のシニアが写真を楽しんでいた。ほとんどがデジタル機器を使う「デジタル派」(84.8%)で、「デジタルカメラ」(73.0%)か「携帯電話・スマートフォン」(62.5%)で撮影し、デジタルカメラで1か月に撮る写真枚数は平均24.6枚、1年間でおよそ300枚の写真を撮っていることがあきらかとなっている。とくに都市圏とローカル圏を比べると、撮影枚数がローカル圏17.0枚、都市圏33.2枚となり、大きな差がついている。

 撮影した写真は、「デジタルカメラや携帯電話・スマートフォンの画面」(67.8%)か「パソコン」(61.1%)で見ることが多く、「自分のパソコン・プリンターでプリント」(44.0%)、「お店でプリント」(28.9%)など紙の写真にしてみることは少なくなっている。また保存方法については、「SDカードにそのまま残す」(51.6%)と「パソコンに取り込んでまとめて保管する」(50.1%)が主流。しかし、シニア層の撮影枚数は、全国平均年295.2枚。そのためか、「SDカードの表面の記入欄が狭く書きづらい」(46.3%)、「SDカードを保存するケースがなく不便」(43.1%)など、不便を感じている実態が浮き彫りとなっている。

 写真に関して望むことを聞くと、「たくさんの写真のなかから、見たい写真を簡単にとりだせる」(80.3%)、「デジカメやスマホで撮った写真データを簡単に一個所に保存できる」(75.8%)、「撮った写真を簡単にコピーして家族や友人に渡すことができる」(75.3%)、「将来機材を買い替えても保存したデータを移すことができる」(75.3%)が上位にあがっている。

 こういったシニア層独特の悩みに対処できるのが、意外にも「ブルーレイレコーダー」だ。パソコンほど操作や準備が複雑でなく、カードを差し込むだけで、一気に画像が保存できる。また、撮った写真を他人に渡したり見せたりするのも、パソコンより簡単だろう。また、パソコンのモニターよりも大画面のテレビ画面で鑑賞できるのも、大きな利点と言えるだろう。

 たとえば「ディーガ」のかんたん・シンプルモデル「DMR-BRT250」は、新たに「新かんたんリモコン」を付属。録画・再生を大きな「録る」「見る」ボタンで、シンプルに迷わず操作することが可能。「番組表」「録画一覧」の文字を2倍に拡大できる「でか文字」も搭載しており、シニア層が使いやすい製品となっている。さらに10月に発売されたばかりの「ディーガ」最新機種では、ワンボタンで、好きなBGMとともに保存した写真のスライドショーが楽しめる「動くアルバムメーカー」「おもいでボタン」などの新機能を搭載している。テレビ番組の録画や視聴だけでなく、“デジカメ写真の保管”という観点から、ぜひ一度「ブルーレイレコーダー」を見直してみてほしい。
《冨岡晶》
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