8月11日(月)から、フジテレビの「ハッピーアワー」枠で『北の国から』(フジテレビ系)が地上波で再放送される。同作は1981年10月から1982年3月まで放送された全24話の連続ドラマシリーズ。第1部は13時50分から14時48分、第2部は14時48分から15時45分に(初回は午後2時48分から)一挙放送される。

『北の国から』は田中邦衛主演、倉本聰が原作・脚本を手がけた作品だ。北海道富良野の雄大な自然を舞台に、黒板五郎とその家族の生きざまを描いている。都市から離れた富良野で自然と向き合いながら暮らす一家の姿を通じて、都市と地方の価値観の違い、親子の絆、そして人間の強さと弱さを表現している。

同ドラマには、田中邦衛、吉岡秀隆、中嶋朋子、竹下景子、岩城滉一、原田美枝子、大滝秀治、地井武男、いしだあゆみが出演している。
フジテレビ・編成管理部の水戸祐介氏は今回の再放送に際し「フジテレビ<ハッピーアワー>夏・特別企画第5弾として、連続ドラマシリーズ『北の国から』全24話を一挙放送します。急速なテクノロジーの発達、混沌とする世界情勢、人と人との関係のあり方が大きく変わり続ける現代において、私たちは便利さや効率を追い求める一方で、いつの間にか大切なものを置き去りにしているのかもしれません。『北の国から』は、そんな時代にこそ見ていただきたい作品です。富良野の雄大な自然を舞台にした黒板一家の物語は、家族の絆や人間の強さと弱さ、自然との共生といったテーマを静かに、しかし力強く問いかけてきます。かつてこの作品を夢中で観てくださった方々には、当時とは異なる視点での新たな発見を、そして初めて触れる方や若い世代の方々には、現代の暮らしを見つめ直すきっかけを感じていただければと思います。いろいろ語ってしまいましたが、難しく考えずとも、とにかく面白いドラマなので、この夏の昼下がりにぜひご覧ください」とコメントしている。