花粉症ランナーにとって“スポーツの秋=花粉症の秋”?! | RBB TODAY

花粉症ランナーにとって“スポーツの秋=花粉症の秋”?!

エンタメ 調査
秋の花粉症の主な原因(アレルゲン)は何ですか
  • 秋の花粉症の主な原因(アレルゲン)は何ですか
  • 花粉症(または花粉症のような症状)であてはまる症状
  • 花粉症(または花粉症のような症状)であてはまる対処法
  • 花粉症時期に、ランニングをする際の花粉症についての悩み
  • ランニング時の花粉症対策について、あてはまるもの
  • ランニングをしている際に携帯するアイテム
  • 薬を飲んでいない状況での仕事や勉学、外出、スポーツなど、日常生活への影響程度
 秋と言えばスポーツの秋。すでに晩秋だが、まだまだ各地でマラソン大会などが開催される予定だ。エスエス製薬は、“花粉症ランナー”に聞いた「秋の花粉症」に関する実態調査の結果を発表。調査の実施時期は8月29日~9月3日で、全国の20代~50代の花粉症ランナー男女400名から回答を得た。

■「秋の花粉症」に関する勘違い

 “花粉症ランナー”とは、秋の花粉症(または花粉症のような症状)を発症し、週に1回以上ランニングをしている人のことだ。秋の花粉症の主な原因となるのは、春の花粉症の原因となるスギ花粉やヒノキ花粉ではなく、キク科のブタクサやヨモギの花粉、イネ科の植物の花粉となる。

 まず、「秋にも花粉症があることを知っていたか」と聞いたところ、認知していたのは全体の60%(n=240)。なお、これらの人たちに対して、秋の花粉症の主な原因について質問をしたところ、ブタクサ花粉をあげた人たちは61.3%、イネ花粉をあげた人は50.4%となり、半数を上回っていた。一方で、「スギ花粉やヒノキ花粉(春の花粉症の原因)が秋の花粉症の原因だ」と思っている人も一定数存在していた。

 次に症状について質問をしたところ、「鼻水(76.8%)」「くしゃみ(58.3%)」「目のかゆみ(46.3%)」が上位となった。対処法では、「医療機関を受診したことも市販薬等の薬を利用したこともない」と回答した人は3人に1人(36.3%)存在。「市販薬のみを利用する」と回答した人は27.8%、「医療機関のみ」の人は23.8%、「両方利用する」人は11.8%となっている。

 そして、「秋の花粉症時期のランニング時の悩み」を質問したところ、「鼻水が止まらない(31.8%)」「長時間走るのがつらい(28.8%)」「目が痒い(28.0%)」という回答が上位となった。

 国際陸上競技連盟 医事・アンチドーピングコミッション委員/医学博士の山澤文裕氏は、「秋は格好のランニングシーズンです。澄みきった高い青空のもとでのランニングは大変に気持ちよいものです。しかし、ブタクサやイネ花粉症のシーズンでもあり、春のスギ花粉症と同様、鼻と目の症状が出ます。鼻の症状があると、上気道抵抗が高くなり、ランニング時に増大する換気量を楽に吸うことが困難になります。その結果、ランニング中に呼吸が苦しくなったり、もしくは長時間のランニングがつらくなったりします。また、目が痒くなって涙目も加わると集中力が落ち、走路や通行人などへの注意を怠るようになります。ケガをしやすい状態と言え、花粉症があるとランニングを楽しめなくなります。適切な薬剤を用いて花粉症症状を軽減して、秋のランニングを楽しむのが良いでしょう」とのコメントを寄せている。

■ランニング時の花粉症対策、その悩み

 ランニング時の花粉症対策について質問をしたところ、「市販の鼻炎薬を服用(31.0%)」「マスクをする(28.5%)」「市販の点眼薬を使用(25.3%)」という回答が上位となっている。しかしマスクを着用してのランニングは息苦しい。実際、秋の花粉症のランニングの悩みを回答者の属性別に見てみると、ランニング時にマスクを着用する人は、着用しない人よりも10ポイント以上「長時間走るのがつらい」と回答している。

 また、市販の鼻炎薬を利用している人は、市販の鼻炎薬を服用したときに経験した症状や悩みについて「眠気を感じる(50.4%)」「集中力の低下を感じる(36.6%)」「倦怠感を感じる(35.1%)」といった回答を寄せている。日本医科大学付属病院耳鼻咽喉科教授の大久保公裕氏は、「眠気の副作用の少ない第2世代の抗ヒスタミン薬を医師や薬剤師に相談をして選ぶ方がよいでしょう」とアドバイスしている。

 なお、ランニング時に携帯するアイテムについて質問をしたところ、「水、スポーツドリンク(46.8%)」「iPodやウォークマンなどの音楽プレイヤー(38.3%)」に次いで、「ティッシュ(32.3%)」が上位であることもあきらかとなった。花粉症の症状がつらくなるタイミングについては、「ランニング中」と回答した人が65.2%。「ランニング終了後」と回答した人も31.5%いた。

 ちなみに、秋の花粉症の症状について、薬を飲んでいない状況でランニングに限らず仕事や勉学、スポーツなど日常への影響があるかどうか質問したところ、「日常生活に非常に影響がある」および「日常生活にやや影響がある」)と回答したのは51.3%となり、実に2人に1人は秋の花粉症が日常生活に影響していた。

 エスエス製薬では、2011年10月25日より、医療用成分(エピナスチン塩酸塩)を日本で初めてOTC医薬品にスイッチしたアレルギー専用鼻炎薬「アレジオン10」を販売開始。眠くなりにくい第2世代の抗ヒスタミン薬で、1日1回1錠の服用で効果を発揮する。春花粉症では定番となりつつあるが、秋花粉症のランナーにもお勧めだ。
《冨岡晶》

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