STU48が3日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025 supported by にしたんクリニック」に出演。HOT STAGEステージに登場し、入場規制がかかるほどの観客を前に、パフォーマンスした。
秋元康のプロデュースにより2017年に誕生したSTU48は、瀬戸内を拠点とするAKB48グループの一員。この日は白と青の制服風衣装に身を包み、颯爽と登場した。

ライブは『出航』で幕を開け、しっとりとしたメロディに合わせた繊細なパフォーマンスで、観客を一気にSTU48の世界へと引き込む。続く『暗闇』でも、ステージ全体を使ったダンスでファンの心をつかみ、3曲目『夢力』では一転して力強く、エネルギッシュなステージで会場のボルテージを引き上げた。




MCパートでは、「みなさん、こんにちは!STU48のステージが始まりました!」と元気な声で挨拶しつつ、「8月10日と11日に『STU48 Live Tour 2025』をヒューリックホール東京で開催します。10日はすでにソールドアウトで、11日も残りわずか!ぜひ私たちに会いに来てください!」とツアーをアピール。続けて「今回のツアーは日替わりでユニットが変わるのがポイント。10公演以上あるので、何回来ても楽しめるし、新しい発見があると思います!」と見どころを語った。




今回選抜入り後初のTIF出演の内海里音は、「人生でずっと憧れていたTIFのステージに立てて、本当に嬉しいです!会場の皆さん、そして一緒に出られたメンバーにも“すごい!”って思っています!」と感無量の表情。福田朱里は「今日はアソビシステムの皆さんに挟まれるという挑戦的なタイムスケジュールだったんですけど(笑)、この時間を活かして、少しでも私たちのことを知ってもらえたらという気持ちでステージに立ちました!」と気合の入った一言で笑いを誘った。



ライブ中盤では『サングラスデイズ』を元気いっぱいに披露。「みんなも一緒に!」と客席に向けて手を振ると、観客も大きく手を振り返し、ステージと客席がひとつに。「ありがとうー!」とメンバーが叫ぶと、客席からも大きな手拍子と声援が送られ、一体感に包まれた。

内海同様、初めてのTIF出演の新井梨杏は、「このステージに立てることが夢だったので、今ここにいられるのが本当に夢みたいです」と一生懸命に語ると、先輩メンバーたちから「可愛い!」「よく喋れました!」「これからも愛でていきたいと思います」と温かなエールが送られ、会場は優しい笑いと拍手に包まれた。


最後まで多彩なパフォーマンスで魅了したSTU48。瀬戸内から届いた風のような清涼感と力強さが、真夏の会場に心地よい余韻を残した。