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iPhone 発売1か月、通信会社選択に関する満足度調査

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 3キャリアから iPhoneが登場したこの秋。イードの満足度調査で iPhone 5s対5cが初対決、結果は「5s」に軍配。通信会社を選ぶ決め手は 「LTEの通信エリアの広さ」であり、満足度トップはそのLTE関連で高い評価を得たauとなった。通信会社変更者の満足度はドコモ、auで評価が高く、SBMは水をあけられた。

 調査・マーケティング会社のイード(東京都中野区)は、9月20日にドコモ、au、ソフトバンク(SBM)から発売された『iPhone 5s/5c』の購入者を対象に、「iPhone 5s/5c 通信会社選択の満足度に関する調査」を実施、10月22日結果を発表した。

 満足度についてはTOP2(「大変満足している/やや満足している」)からBOTTOM2(「やや不満/大変不満」)を引いた満足度指数(ポイント、以下p)で算出した。

◆調査結果:通信会社変更で満足度に大きな差

 調査では、iPhone 5s対5cで満足度について初対決。結果は64.7p対53.0pで「5s」に軍配があがった。5sで満足度が高かった項目は、「処理能力が高いこと」(67.5p)「全体的なスペックが高いこと」(66.2p)となり、全体的に高い機能性に対しての満足度が高い。5cで満足度が高かった項目は、「カラーバリエーションが豊富であること」(54.6p)「カジュアル感があること」(52.2p)など外観・見た目の部分で満足度が高い。

 通信会社を選ぶ決め手は 「LTEの通信エリアの広さ」だった。iPhone 5s/5cの通信会社の選択理由は、「LTEの通信エリアが広いから」(38.0%)が最も多い。通信会社別では、au購入者は、「LTEの通信エリアが広いから」(45.0%)、「LTEのインターネットが速いから」(39.0%)が上位となり、通信環境の魅力が購入の理由になっているようだ。いっぽうドコモ購入者は、「ドコモから発売されるのを待っていたから」(45.5%)、SBM購入者は「現在利用している携帯電話会社を変えたくないから」(38.0%)が最も高く、つながりやすさよりも、通信会社変更をしたくない意識が高い。

 通信会社への満足度では、au購入者が40.3pと最も満足度が高い。続いてドコモ(36.9p)、SBM(33.5p)の順。通信会社別に評価された項目を見ると、au購入者は「LTEのインターネットの速さ」(51.8p)、「LTEの通信エリアの広さ」(50.7p)、「プラチナバンドLTEへの対応」(39.2p)、「LTEの地方でのつながりやすさ」(34.6p)と、LTEに関する項目で3社の中で最も満足度が高い。ドコモ購入者は「店頭スタッフの対応・スキル」(25.6p)、SBMは「Wi-Fiサービス」(42.3p)で満足度が高い。

 通信会社変更者の満足度はドコモ、auで評価が高く、SBMは水をあけられる結果になった。iPhone 5s/5c導入を機に通信会社変更した人の評価としては、ドコモは「携帯電話会社(キャリア)としての信頼性」(50.0p)、「携帯電話会社(キャリア)の総合的な魅力」(47.7p)という2つの項目においてトップ。次いでauは「携帯電話会社(キャリア)としての信頼性」(47.0p)、「携帯電話会社(キャリア)の総合的な魅力」(40.8p)。これら2社に対してSBMは「携帯電話会社(キャリア)としての信頼性」(5.9p)、「携帯電話会社(キャリア)の総合的な魅力」(11.7p)と、大きな差が開いた。

◆総評:通信会社自体の魅力を確立することが急務

 iPhoneでは初めてとなる2機種展開だったが、5sが高い機能性を評価され、5cではカラーバリエーションなどのカジュアルさが支持を得ており、2機種展開の狙いは概ねユーザーに理解されている。

 また、通信会社ごとに見てみると、端末の機能については3社で差がないため、満足度は通信環境や料金、サービスによって変わってくる。調査ではユーザーは特にLTE通信エリアの広さや、通信速度など、通信環境を重視することがわかった。

 LTE関連で満足度の高かったauが3社中でユーザー満足度トップとなり、通信会社変更後の満足度では、iPhoneの発売を待望するユーザーも多かったドコモが好評価を得た。SBMにとっては通信会社変更後の信頼度・魅力で2社に水をあけられる厳しい結果となった。

調査概要
●調査期間:10月11日(金)~17日(木)
●調査対象:iPhone 5s/5c購入者
回答者数:計600名
ドコモiPhone 5s/5c購入者:200名
au iPhone 5s/5c購入者:200名
SBM iPhone 5s/5c:購入者200名
iPhone 5s/5c:各100名
●回答者属性:全国、20~60代
《高木啓》
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