奨学金をもらって大学に進学しようと思っています…東大ママ森さんの回答 | RBB TODAY

奨学金をもらって大学に進学しようと思っています…東大ママ森さんの回答

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ママサポーターの森郁子さん
  • ママサポーターの森郁子さん
 受験生の保護者の悩みを先輩ママがアドバイスする「ママサポーターズ」。奨学金に関する高2女子の保護者の質問に、東京大学 理科1類合格に息子さんを導いた森郁子さんが回答した。

 奨学金の種類としては、「(1)日本学生支援機構(JASSO、旧 日本育英会)の奨学金」「(2)大学独自の奨学金」「(3)地方公共団体が取り扱う奨学金」「(4)民間奨学団体の奨学金」「(5)その他の奨学金」があります。

 (1)の日本学生支援機構はもっとも利用者が多い貸与型の奨学金です。無利息の「第一種奨学金」と大学卒業後に利息が発生する「第二種奨学金」があり、申し込みには各種の条件(たとえば「第一種奨学金」は高1から申し込み時までの評定平均値が5段階評定で3.5以上必要など)があります。在学する高校を通じて申し込む「予約採用」と、進学した大学を通して申し込む「在学採用」があるのも特徴です。

 「在学採用」については、高3になりますと高校から日本学生支援機構の奨学金の案内パンフレットをもらってきますので、進路指導室の奨学金担当の先生に奨学金申請依頼をし、申請書を受け取ります。年明けの期限内にその申請書と所得証明等の書類を高校に提出し、審査に通れば、大学入学直後から奨学金が振り込まれます。

 我が家も息子にこちらの奨学金を利用させようと思い、申請書をいただきましたが、家族間で奨学金に対する考えの相違が生じたため、結局は申請をしませんでした。

 詳細は日本学生支援機構や在学高校の進路指導の先生にご確認ください。

 (2)の大学独自の奨学金は、国公立大・私立大ともに多くの大学で設けていますので、大学入学後に学生支援課(大学により名称は異なると思います)等にお問い合わせください。貸与型・給付型の両方があり、ひとつの大学で複数の奨学金制度がある場合も増えています。

 (3)の地方公共団体が取り扱う奨学金は、地方自治体の教育委員会や法人組織が募集する貸与奨学金です。地方自治体の中には父母が居住する都道府県・市町村で募集する奨学金もあります。地域の教育委員会や福祉事務所などにお問い合わせください。
 (4)の民間奨学団体の奨学金については、一橋大学が詳細をPDFで公開しています。注意する点は、多くの団体は日本学生支援機構や給付奨学金との併用ができないことです。

 「近年募集のあった地方公共団体等奨学金一覧」についても一橋大が公開(PDF)しています。奨学金の金額は、自治体によりさまざまです。

 (5)のその他の奨学金制度にとしては、病気や災害、自死などで親を亡くしたり、親が重度後遺症障害で働けない家庭の子どもたちのための民間非営利団体「あしなが育英会」や、学費を立て替えてもらう代わりに新聞配達員として働きながら学校に通う「新聞奨学生制度」といった奨学生制度などがあります。

 また、「リセマム」においても奨学金について書かれた記事がありますので参考になさってください。

 奨学金を利用して大学に行く方が、いつまでも親に依存しない自立した人間になると思われますので、「可愛い子には旅をさせよ」の故事のごとく必要なことだと私も思っております。いろいろとお調べになったり、お問い合わせされたりした上で、ご検討されるのがよろしいかと思います。

 「ママサポーターズ」は、保護者が抱える「学習」や「子どもとのコミュニケーション」に関する悩みに、先輩ママが回答するサービスだ。登録の必要はなく、無料で質問できる。現在は、東京大学、東京外国語大学、慶應義塾大学へのお子さんの進学経験をもつ2人のママサポーターが担当している。
《編集部》

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