「エコカー補助金」終了で、人気車種に変化?……注目は『ミラージュ』や『ノート』などの“優等生カー”! | RBB TODAY

「エコカー補助金」終了で、人気車種に変化?……注目は『ミラージュ』や『ノート』などの“優等生カー”!

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三菱ミラージュ
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  • 車選びで重視するのは「バランス」
  • 購入を決めたタイミング
 生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は25日、「自動車業界」における最新トレンドについてのレポートを発表した。

 「車離れ」が進んでいると言われている現在だが、「登録車」と呼ばれる普通自動車と「軽自動車」を合計した乗用車の総計台数は、実は年々増加傾向にある。今回トレンド総研では、こうした「自動車業界」の最新トレンドを探るべく、今年自動車を購入した20~60代男女1,000名を対象にした意識・実態調査および、自動車評論家・まるも亜希子氏へのインタビューを実施。その結果、「エコカー補助金」終了後も人気を集めている車は、燃費・外観・性能・広さ・価格などのバランスがとれた車「優等生カー」であるということがわかったという。

■「軽自動車」「コンパクトカー」が人気を二分…「若い女性」からの支持が決め手に

 意識・実態調査では、まず最初に「購入した車のボディタイプ」を聞いた。すると、「軽自動車」(26.8%)、「コンパクトカー」(26.1%)に人気が集中し、続く「ミニバン」(17.1%)、「セダン」(12.0%)、「ステーションワゴン」(10.7%)を大きく上回った。「軽自動車」と「コンパクトカー」は、特に若い女性からの人気が高く、20代女性においては「軽自動車」購入者が39.0%、「コンパクトカー」購入者が27.0%に。これについては、近年、燃費・性能・デザイン等にすぐれた軽自動車やコンパクトカーが多数登場していることが背景にあげられ、先日発表された「2013年次 RJC カー オブ ザ イヤー(国産車)」においては、選出された6車種のうち、実に5車種が「ワゴンR」や「ミラージュ」などの軽自動車・コンパクトカーだった。

■2012年の“新車購入のきっかけ”、1位は「エコカー補助金」

 「車の購入のタイミング」について月別に聞いたところ、「2月」(20.5%)、「3月」(30.9%)、「4月」(16.9%)に購入した人が多くみられた。2012年2月は、「エコカー補助金」が新制度となって復活することが発表された月。同制度は、2011年12月20日以降の登録車等も対象に含まれ、かつ補助金の予算が限られていたため、補助金復活の発表後、すぐに購入を検討はじめた人が多いと推測される。

■燃費も、性能も、本体価格も…バランスのとれた「優等生カー」に支持が集まる

 続いて、「購入した車を選ぶ際に重視した点」を聞いたところ、「燃費の良さ」が66.2%にのぼったほか、「外観」(52.0%)、「車体の大きさ」(45.4%)、「運転のしやすさ」(43.7%)など、さまざまな回答があがった。

 また、これらのポイントの「バランス」も重要なようで、「車を選ぶ際、重視している項目がバランス良く満たされていることが決め手になりましたか?」という質問には、91.8%が「なった」と回答。現代の車選びにおいては、1つのポイントが突出しているよりも、気になる要素をバランス良く満たした車、「優等生カー」が支持されているようだ。

 さらに、「どれくらい長く乗り続けることができれば、理想の車だと言えますか?」という質問に対しては、「10年以上」という回答が50.8%と圧倒的に多く、以下、「8~9年」(18.6%)、「6~7年」(17.2%)と続いた。短いスパンで買い替えるのではなく、じっくりと長く1つの車と付き合いたいという人が多いことがみてとれる。

 次に、自動車評論家・まるも亜希子氏へ実施したインタビューでは、「自動車選び」の最新動向や、現在人気を集めている車種について話を聞いている。

 「『エコカー補助金』が終了した後、まず販売台数の勢いが落ち着いたのは『エコカー減税』の対象外、もしくは減税率が低いモデルです。逆に、がぜん注目を集めたのは、車両価格がリーズナブルでありながら燃費が良く、さらに100%免税をはじめ減税の恩恵も大きく、ファミリーユースまでカバーする広さや使い勝手を備えたコンパクトカーや、室内空間が魅力の軽自動車など」とまるも氏。その理由として、「補助金がなくても、『エコカー減税』だけで十分にお得感があり、超低燃費で購入後の維持費も抑えられ、毎日の買い物から週末のレジャーまで活躍する広さと便利さ。それらをバランス良く備えたモデルは、単なるエコカーではなく『優等生カー』として、現代人の志向にもあった、新たな人気株となっている」ことをあげた。

 また、具体的な車種として、以下の3つについては、消費者のニーズをうまく捉えて人気を集めている「優等生カー」だと紹介。

 「三菱ミラージュ」は、「エコカー補助金」終了翌月も、多くの車種が売上を落とす中、コンパクトカー販売台数ランキングで3位にランクインし、国内メーカー初の取り組み「最長10年10万Km特別保証延長」の対象車で、長く安心して乗れるところが評価されている。燃料消費率はガソリンエンジン登録車トップのリッターあたり27.2km(G/Mグレード JC08モード)。

 「日産ノート」は、コンパクトな見た目から想像するよりも、ずっと広々とした室内空間で、インテリアやシートの質感にもこだわっているそう。家族でファーストカーとしても乗れる「優等生カー」で、燃料消費率はリッターあたり25.2km(S DIG-S 2WD JC08モード)。

 「ホンダ・N BOX」は、子供が立って着替えられるほど天井が高く、足元スペースもゆったり取られている。低床技術を活かしたシートアレンジも多彩で、フルフラット時の大容量はもちろん、3人乗車でも自転車が積め、使い道が広がる「優等生カー」。燃料消費率はリッターあたり22.2km(JC08モード)。

 トレンド総研では、「エコカー補助金」終了にともない、車の真価が問われはじめている現在、「優等生カー」をはじめとした、各メーカーの製品や販売手法に、今後ますます注目が集まりそうだとしている。
《白石 雄太》

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