ソニーの次世代FeliCa ICチップ、セキュリティ保証でコモンクライテリア「EAL6+」を世界初取得 | RBB TODAY
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ソニーの次世代FeliCa ICチップ、セキュリティ保証でコモンクライテリア「EAL6+」を世界初取得

エンタープライズ ハードウェア
「コモンクライテリア」マーク
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  • コモンクライテリア(ISO/IEC 15408)EALレベルの詳細
  • 従来のFeliCa(Standard)ICチップとの比較
  • 新システムへの移行
 ソニーは14日、次世代FeliCa ICチップ「RC-SA00」が、情報セキュリティ評価基準の国際標準である「コモンクライテリア(ISO/IEC 15408)」において、評価保証レベル「EAL6+」を取得したことを発表した。組み込みソフトを搭載した非接触ICカードチップとしては世界初。

 FeliCa ICチップ「RC-SA00」は、新世代標準暗号化方式AES(Advanced Encryption Standard)を採用し高いセキュリティと性能を実現したチップ。従来製品より、さらにセキュリティを強化した製品として、本年夏より量産出荷を開始している。

 コモンクライテリア「EAL6+」は、「重大なセキュリティリスクに対抗して、高い価値のある資産を保護するため」の国際標準規格の保証レベルで、EAL1~EAL7までが設定されている。今回、EAL6+認証を取得したことで、FeliCaは、金融・決済用途など、将来的に強固なセキュリティが要求される市場へ導入が可能となる見込み。
《冨岡晶》
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