KDDIと米テラリコン、クラウド型「リアルタイム3D医用画像ソリューション」提供開始
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
ホンダの歩行アシスト、介護予防効果を検証
-
ドコモ、「携帯電話を用いた外来患者受付システム」等を東大病院と共同開発
「リアルタイム3D医用画像ソリューション」は、テラリコンが提供する大規模配信型3D医用画像ソリューションを「KDDI クラウドプラットフォームサービス」上に構築し提供するサービス。CT、MRIから出力された2D画像をもとに、3D医用画像サーバにて3D化を行う。
高速かつセキュアなネットワーク経由でサーバに接続することで、病院内でのサーバ運用と同等のリアルタイムな処理が可能となる。医療機関では、PCやタブレット、スマートフォン等の様々なデバイスから3D医用画像の処理や閲覧が可能となる。
なおKDDIでは提供に先立ち、埼玉県の済生会川口総合病院の協力のもと、2011年12月~2012年3月に実証実験を実施。約2,000枚の3D医用画像データをクラウド側に送信、解析を行った結果、病院内にサーバーシステムを設置した場合と同等の処理速度および操作性を実現したという。また、WiMAXを利用した閉域型リモートアクセスサービス「クローズド リモート ゲートウェイ」による、インターネットを経由しないセキュアなリモートアクセス環境でも画像の閲覧が可能なため、緊急時などに有用であるとの評価があったとしている。