日本電信電話(NTT)は6日、OpenFlow技術とクラウド技術を活用して、仮想ネットワーク、DaaS(Desktop as a Service)を高度に統合・連携させる技術を開発したことを発表した。有用性確認のため、フィールド実証実験を9月30日まで実施する。 従来は、ユーザー拠点とデータセンター、およびデータセンター内での物理的なネットワークの再構成や機器の再設定に時間がかかったが、NTTソフトウェアイノベーションセンターでは、そのような課題を解決する技術として、物理的なネットワークや機器に依存しない柔軟な構成変更を可能とする仮想ネットワークの技術を開発した。 新技術では、クラウドコントローラからOpenFlow技術を用いた仮想ネットワークコントローラを制御することで、物理ネットワーク上に論理的に独立な仮想ネットワークを作成することが可能だという。これにより、仮想サーバの作成、仮想サーバの仮想ネットワークへの接続といったICT環境の構成に必須の一連の動作が自動的に行える。またウェブインターフェイスによる簡易な操作によって、クラウドコントローラによる仮想ICT環境の作成や、仮想デスクトップの接続と権限管理を行うことが可能。
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