NEC、サーバ「Express5800シリーズ」40度対応モデルを発表……動作環境温度5度アップで節電
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新製品は、最新CPU「インテルXeonプロセッサーE5-2600製品ファミリー」を搭載、メモリ容量を最大768GBまで拡張可能にした。また、電源ユニットの吸気効率を高めるため、冷却空気の風量および風向を詳細に解析したレイアウト設計を行い、冷却性能を向上させる技術を開発した。一般的な動作環境温度(35度)を5度上回る40度での動作を保証することで、データセンターの空調設備などファシリティ全体を含めた電力消費を抑えることができるという。
さらに、きめ細かなファン制御など独自の電力制御機能、80 PLUS Platinum認定を取得した高効率電源ユニットの採用などにより、サーバ単体の省エネ性能を向上させた。消費電力値の上限値を設定できるパワーキャッピング機能も標準サポートする。これにより、業務を優先する時間帯/電力抑制を優先する時間帯を分けることができ、効率的に電力を利用できる見込みだ。主要OSとしては、「Windows Server 2008 R2」「Red Hat Enterprise Linux」等に加え、「Windows Server 2003 R2」も継続サポートする。
価格は、2Uラックマウント型のExpress5800/R120d-2Mが税別537,000円~、1Uラックマウント型のExpress5800/R120d-1Mが519,000円~。