米セールスフォース・ドットコムは1月31日、ソーシャルとモバイルを活用したカスタマーサービス支援プラットフォーム「Desk.com」を発表した。同日より基本価格月額49米ドルで一般提供も開始した。 Desk.comは、ソーシャルとモバイルの要素を備えたヘルプデスク環境。Twitter、Facebook、電話、電子メール、インターネットを通じ、あらゆる企業がパーソナライズしたカスタマーサービスを提供することが可能となる。またDesk.comはソーシャルを中核にして構築されており、すべての企業・従業員が顧客と簡単にやり取り可能になるという。 Desk.comでは、サポートチャンネルとソーシャルネットワークを使いやすい1つのエージェントデスクトップに統合。FacebookとTwitterも標準で統合されており、ユーザーは簡単に、FacebookやTwitterのアカウントを「Desk.com Agent Desktop」に接続できる。また「Desk.com Mobile」によって、従業員はモバイル環境でも簡単に顧客へ対応できるようになる。iPhoneやAndroidを含め、HTML5をサポートしているすべてのスマートフォンで利用できる。 Desk.comには、企業とその従業員が使い始めるためのチェックリストが用意されているほか、「フレックスアワー」のクレジットに応じてアプリケーションを自由に利用できる。簡単なレポーティング環境も用意されている。月額49米ドルの場合フルタイムエージェントあたり、利用制限なしとなるが、1時間あたり1米ドルのフレックス価格も用意されている。またサイトにはフリートライアルも用意されており、無料で機能を試すことができる。
インターネット利用量が学業に与える影響―RMIT大学准教授が研究論文を発表
