NEC、モバイル機器の急増による通信網への負担を削減する通信制御技術を開発
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NEC、OpenFlow利用の仮想化サーバ対応通信技術を開発……従来比10倍以上の通信効率を実現
OpenFlow技術を用いて、端末の通信をネットワーク側から制御し、通信網を効率的に利用するというもの。モバイル通信のネットワーク上に設置したコントローラが、端末の無線通信を制御し最適なネットワークを選択するという。端末にAndroid対応したOpenFlowスイッチ機能をもつソフトウェアを搭載する。これらにより、従来は端末が自律的に行っていた3G・無線LANなどの通信網選択をネットワークから集中的に制御し、それぞれの通信インフラの利用状況などに応じて、より効率的な通信網の利用を実現した。
これにより通信事業者は、通信状況・サービスの要件・アプリケーションの種類などに応じてネットワークをきめ細かく設定できるようになる。携帯電話網(現行の3Gや次世代のLTE等)、高速通信網(無線LAN等)といった通信網の混在使用も可能。ユーザーは、通信網の接続設定を自身で行うことなく、アプリケーションごとに最適な品質の通信サービスを利用できる。
なお本成果は、10日~11日に、東京国際フォーラム(千代田区丸の内)にて開催される「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2011」において展示される予定。