マカフィー、彼氏追跡アプリ「カレログ」を“ウイルス”と判断? | RBB TODAY
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マカフィー、彼氏追跡アプリ「カレログ」を“ウイルス”と判断?

ブロードバンド セキュリティ
「Android/Logkare.A」の説明
  • 「Android/Logkare.A」の説明
  • “症状”や“感染”に関する説明
 マカフィーは5日、新たに発見された“ウイルス”として「Android/Logkare.A」の情報を公開した。ターゲットのデバイスの通話記録、インストールされているアプリケーションのリスト、GPS位置情報、バッテリー残量を監視する“スパイウェア”だと説明している。

 このウイルスは、その名称が示すとおり、Androidアプリの「カレログ」を指している模様。カレログは、“彼氏追跡アプリ”として、家族やパートナーが現在どこにいるかを把握する位置情報通知サービスとしてスタートしたが、その内容から問題点が指摘されていた。カレログは、問題点の指摘を受けて謝罪するとともにサービスの見直しを表明している。

 しかしマカフィーは、「Android/Logkare.A」について、「GPS管理ツール(GPS Control manager)を装っている」として「PUP」(Potentially Unwanted Program:不審プログラム)であると認定。「ターゲットのデバイスの通話記録、インストールされているアプリケーションのリスト、GPS位置情報、バッテリー残量を監視する」という“機能”に対して「(これらの)症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります」と指摘した。

 さらに「Android/Logkare.A は正規のソフトウェアですが、ユーザが知らぬ間に、明確な合意を得ないまま、個人情報を第三者に転送できる機能が組み込まれています」と説明、「攻撃者にPUPをインストールされないよう、使用しないときは、PINなどのセキュリティロックを使って、デバイスを保護してください」と、このアプリを導入する人に対して「攻撃者」という言葉を用いている。
《冨岡晶》
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