“彼氏を追跡できる”と話題の「カレログ」がお詫び「男性差別の意図ない」 | RBB TODAY
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“彼氏を追跡できる”と話題の「カレログ」がお詫び「男性差別の意図ない」

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カレログ事務局による「お詫び」前半部分。技術的な対策を講じるとしている
  • カレログ事務局による「お詫び」前半部分。技術的な対策を講じるとしている
  • カレログ事務局による「お詫び」後半部分
  • カレログ公式HP
 スマートフォンのGPS機能を用いて彼氏の所在地を確認できると謳って話題となったAndroidアプリ「カレログ」が、「誤解を招く表現があった」として謝罪した。

 「カレログ」は、Android携帯にインストールして、GPS位置情報や端末のバッテリー残量を第三者がチェックできるというもの。追跡対象者は男性に限るわけではないが、「カレログ」という名称から彼氏の追跡に使えるとTwitterなどで話題となっていた。

 提供元のカレログ事務局による「お詫び」では、「端末所持者本人との同意の上で利用できるサービスである旨を再三にわたって確認するような登録システムの採用、並びに規約を違反した不正使用があった場合の強制退会措置などプライバシーの保護におきましては、配慮をしてきたところではありますが、『本人との合意を得たという担保が不十分である』という多くのご意見を賜りました」とプライバシーの配慮が必要だとの意見が多く寄せられたことを明かしている。

 そして「技術的に、またサービスとしてどういう対応が可能か、早急に検討、対応する所存です」とこれらの意見に鑑みて何らかの対応をとることを明らかにした。

 また、「男性差別を助長する」「男には何をしても良いのか」という意見も多く寄せられたようだが、「アプリ名からのイメージもあると思いますが、私どもにはそのような偏った思想はございません」と、この点については否定している。

 ただし彼氏に内緒で利用することを勧めた宣伝文句に関しては、「サイトの一部表記におきまして『隠蔽しての利用』の誤解をされる可能性がある表現がありましたこと、お詫びいたします」と謝罪し、こうした文言にも、一つ一つ配慮を行い、順次訂正してゆくとしている。

 今後の対策として、同事務局は、1.アイコン画像、並びにアプリ名を本サービスが使われているものと、さらにわかりやすいものに変更する。2.GPS機能が使われていることの視覚的なアナウンスを行う。3.端末利用者のメールアドレスも登録時に必要とするなどし、同意の確認を連絡する。その他、端末所持者本人との利用同意が得られていることへの確認がとれる機能等を順次追加する予定としている。要は利用者がこのアプリを使っていると、よりわかるようにするということだ。
《関口賢》
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