HKT48運営事務局が16日、グループの公式サイトを更新。明日17日に予定していたHKT48劇場公演の中止を発表した。
同グループを巡っては、14日に劇場が入居する福岡市の施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」内で、事務所スタッフが被害に遭う刺傷事件が発生した。事件当時、劇場は休館日だったが、併設の事務所にはメンバーが在籍しており、全員が退避する事態となっていた。
この事態を受け、メンバーもSNSを通じて、悲痛な胸の内を発信している。梁瀬鈴雅は「正直、私自身まだショックで心が追いついていません。いつも大切に守ってきた場所でこのような事件が起き、言葉になりません」と吐露。「私にも何かできることがあったのではないか、防げたのではないかと考えてしまい胸が張り裂けそうです。本当に、本当に申し訳なくて、悔しいです。二度とこんなことが起きてはいけません。絶対に」と悲しみと悔しさを綴った。
また、栗山梨奈は「突然の出来事に正直、私もまだ少し心が落ち着き切れていません」としつつ、「でも大丈夫です。みんなの温かい言葉が励みになりました」とファンに感謝。今後の活動について、「今、スタッフさんたちが警備体制の強化を検討し、準備してくださっています。もう少し待っててください」と呼びかけた。
チームHのキャプテン・豊永阿紀も「皆さまも私たちも安心して楽しめる場所を今一度整えていただいていますので、もう少し待っていてくださいね」とコメント。被害に遭ったスタッフへ「一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます」と気遣った。
SNS上では、ファンから「心のケアを最優先に」「苦しい中での発信、ありがとう どうか思い詰めすぎず、少しずつでも落ち着ける場所にいて欲しいです」「頑張って、メンバーたちもスタッフさんたちも、公演再開まで、待ってます」「みんなが安心して心から楽しめるようになるまで待っています」などのメッセージが寄せられている。





