富士通、プライベートクラウド統合製品「Cloud Ready Blocks」販売開始 | RBB TODAY
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富士通、プライベートクラウド統合製品「Cloud Ready Blocks」販売開始

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
「Cloud Ready Blocks」製品イメージ
  • 「Cloud Ready Blocks」製品イメージ
  • 「オンデマンド仮想システムサービス」と同一のデザインを採用した「Cloud Ready Blocks」操作画面
 富士通は6日、プライベートクラウドの構築・運用に必要となるハードウェアやソフトウェアをセットアップし、あらかじめ基本設定を実施したプライベートクラウド統合製品「Cloud Ready Blocks(クラウドレディーブロックス)」の販売を開始した。

 「Cloud Ready Blocks」は、事前検証済みの組み合わせのなかから最適な構成を選択し、必要なハードウェア(サーバ、ストレージ、ネットワーク機器など)やソフトウェア(クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア、ETERNUS SF Storage Cruiser、vSphere 4.1またはHyper-V 2.0)をセットアップして提供するもの。プライベートクラウドに必要な機能があらかじめ設定されているため、機器搬入から稼働までの期間をこれまでの数週間から数日間に短縮できる。富士通のパブリック型クラウドサービス「オンデマンド仮想システムサービス」と共通の最新技術を採用し、操作画面でも「オンデマンド仮想システムサービス」と同一のデザインを採用している。

 少ない台数から導入できるラックタイプ「Cloud Ready Blocks V1.0 Type R」、大規模な仮想統合システムで実績のあるブレードタイプ「Cloud Ready Blocks V1.0 Type B」の2種類を用意。ユーザが数項目のヒアリング項目に回答することで、事前検証済みの組み合わせのなかから最適な構成を決定。構成は、2010年度(約1,000件)の同社プライベートクラウド商談を元にしたものとなっている。さらに、システムの概要や運用プロセスなどを記載した運用ガイドラインをベースに半日間の教育を実施する。

 価格は、Cloud Ready Blocks V1.0 Type R(24Uまたは40U、PRIMERGY RX300 S6またはPRIMERGY RX200 S6、ETERNUS DX60またはETERNUS DX80 S2など)が1,400万円から。Cloud Ready Blocks V1.0 Type B(40U、PRIMERGY BX924 S2、PRIMERGY RX200 S6、ETERNUS DX80 S2など)が2,900万円から。提供開始が2011年7月中旬から。
《冨岡晶》
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