「みんな魔術にかかったように演じた」……竹内結子、西田敏行主演の映画「はやぶさ/HAYABUSA」10月公開 | RBB TODAY

「みんな魔術にかかったように演じた」……竹内結子、西田敏行主演の映画「はやぶさ/HAYABUSA」10月公開

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はやぶさ実物大モデルの前にて
  • はやぶさ実物大モデルの前にて
  • 同じく、はやぶさ実物大モデルの前にて。左から、堤幸彦監督、竹内結子さん、西田敏行さん、 國中均教授(JAXA宇宙科学研究所)
  • はやぶさ実物大モデルの前にて。上から俯瞰すると、けっこう大きく感じるはやぶさ。関係者そろい踏み
  • 「みんな魔術にかかったように演じた」……竹内結子、西田敏行主演の映画「はやぶさ/HAYABUSA」10月公開
  • 映画のワンシーンその1。水沢恵役の竹内結子さんが、子供に超難解な用語で説明。10月1日(土)より全国ロードショー 「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ (c)はやぶさ/HAYABUSA
  • 映画のワンシーンその2。地味なJAXAの作業着もけっこう似合う竹内結子さん。10月1日(土)より全国ロードショー 「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ (c)はやぶさ/HAYABUSA
  • 映画のワンシーンその3。宇宙科学研究所 対外協力室室長役の西田敏行さん。実モデルは、的川泰宣さん(現JAXA名誉教授・技術参与)10月1日(土)より全国ロードショー 「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ (c)はやぶさ/HAYABUSA
  • 「みんな魔術にかかったように演じた」……竹内結子、西田敏行主演の映画「はやぶさ/HAYABUSA」10月公開
 23日、神奈川県のJAXA相模原キャンパスにて、今年10月1日ロードショー予定の映画「はやぶさ/HAYABUSA」の製作報告会見が催された。昨年、奇跡の帰還を果たし、世界中を感動させた小惑星探査機「はやぶさ」の物語を、ハリウッドのスタジオ・20世紀フォックス映画が映画化したもの。今回の映画製作に全面協力したJAXA相模原キャンパスにて、出演者の竹内結子さんや西田敏行さんが登場し、映画への熱い思い入れや意気込みを語った。

 映画「はやぶさ/HAYABUSA」のストーリーは、本プロジェクトの7年間にわたる研究者の挑戦と苦闘の日々をもとに描いたもの。竹内結子さん演じる女性研究生の主人公 水沢恵は宇宙科学研究所(現・JAXA)のスタッフとして、その偉業の一端を担い、自らの生き方も見つめなおす役柄だ。これまでの女優としてのイメージを覆す地味な変身ぶりも見ものだ。そんな彼女を研究スタッフ兼広報要員としてスカウトする上司(的場泰弘)が西田敏行さん。また熱血の先輩研究員として高嶋政宏さん(坂上健一)と、プロジェクトマネージャ役の山本耕史さん(川渕幸一)、サンプラー担当者役の山本耕史さん(田嶋学)、イオンエンジン担当責任者役の鶴見辰吾さん(喜多修)なども登場する。

 監督は、あの「20世紀少年シリーズ」や「明日の記憶」などでヒットを飛ばした堤幸彦氏。JAXA相模原キャンパスでのロケのほか、小惑星・いとかわから持ち帰ったカプセルが着陸したオーストラリア・ウーメラ砂漠などの海外撮影も行われるという。

 記者会見では、主演の竹内結子さん、西田敏行さんのほか、監督の堤幸彦さん、配給会社の20世紀フォックス映画としてジェシー・リーさん(日本代表)、プロデューサーとしてアグン・インクの井上潔さん(代表取締役)などの関係者が登壇。またJAXA宇宙科学研究所からは、映画のモデルに一人でもある國中均教授(イオンエンジン開発担当責任者・カプセル回収安全責任者)も現れた。

 國中氏は「はやぶさは、全20年間を越えるプロジェクトとして遂行されてきたもの。我々の活動の根拠は宇宙間技術の振興にあるが、昨年はやぶさが帰還した折には、それを越える大きな反響をいただき大変驚いた。映画の撮影に関しても、むしろ当惑しているというところが正直な気持ちだが、作品が素晴らしいものに仕上がっているものと期待している。日本は現在大変厳しい局面に立ち向かっているが、日本の復興に尽力されている方々を、この作品がエンカレッジ(鼓舞)してくれれば、はやぶさプロジェクトとしても本望だと思う」と述べた。

 監督の堤幸彦さんは、「日本が厳しい状況の中で、このような偉業を成し遂げた“はやぶさプロジェクト”の追体験ができる映画に参加できたことを誇りに思っている。今回の作品は、どのようにハヤブサが出来てきて、どのように苦しみぬき、いろいろな関門を乗り越えてきたかということを、相当克明に”完コピー”と言っていいぐらい頑張って描いた作品。たくさんの俳優が登場しているが、みんな魔術にかかったように演じてくれている。実際の映画の危機も、はやぶさの危機を克服するように乗り越えていく、そんなチームワークができた。もともと子供のころから宇宙への憧れを引きずって生きてきた。やっと仕事と自分の楽しみが一致した現場になった」と、本作品に出会えた喜びをかみしめていた。

 また水沢恵役を演じた竹内結子さんは「この作品を見て、宇宙をより身近に感じてもらえるのではないかと思う。きっと皆さんに、はやぶさの魅力を伝えられると思う。7年間の出来事を通して、いろいろな人を元気にできたら嬉しい。役作りについては、唯一架空の存在で、いろいろなポジショニングでお手伝いをする役処でもあるため、一番ノーマルなキャラクターでいくのかと思っていた。しかし監督から“役者がどこにいるのか分からないぐらい存在を消してくれ”と言われました」と語る。実際に今回、彼女は男の人と同じぐらいヘアメイクの時間も短く、JAXAの作業着姿で支度も早く済み、仕事がしやすくて良かったと笑った。まさに彼女にとって「ジミ変」は新境地となる役処か。

 一方、宇宙科学研究所・対外協力室室長役の西田敏行さんは、「いままで多くの制作発表に参加したが、これほど多くの人を前に話をするのは初めて。はやぶさに対する皆さんの想いが伝わってきた。はやぶさが帰還するまでの7年間のストーリーは、日本人のメンタリティの中に染み付いている“忠臣蔵”のような感じだと位置づけている。いま日本人が自信や誇りを失いかけている中で、このはやぶさの帰還は本当に快挙だと思う。日本の科学技術の素晴らしさをあらためて認識し、もろ手を挙げて賛辞を掲げたい」と、ユーモア交じりに述べた。
《RBB TODAY》

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