ベライゾンとNEC、100G/450G/1Tを同一の光ファイバ上で伝送するフィールドトライアルに成功 | RBB TODAY
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ベライゾンとNEC、100G/450G/1Tを同一の光ファイバ上で伝送するフィールドトライアルに成功

ブロードバンド テクノロジー
 米ベライゾンとNECアメリカは現地時間4日、2社共同で業界初となる100G/450G/1T(1テラビット=1000G)を同一の光ファイバ上で伝送する高速通信技術のフィールドトライアルを実施したことを公表した。

 この試験は、昨年、ダラス地区で実際に使用されている3,560キロメートル(2,212マイル)のベライゾンの光ファイバネットワークを用いて実施されたものであり、OFC/NFOECコンファレンス&エクスポで論文として発表されている。試験では、すべてのチャンネルにおける光信号の品質および強度が測定されたとのこと。最終的に、これらの「スーパーチャンネル」はより大容量の伝送が可能であると同時に、距離を犠牲にすることなくスペクトル効率が向上したと結論付けられた。

 NECのシニアバイスプレジデントであるJim Nakajima氏は「NECは、超高速光DWDMシステムの発表に積極的に取り組んでおり、光ネットワーク分野において世界規模で最先端の研究開発に成功してきた長い歴史を持っています。今回のベライゾンとの協力により、当社が光ネットワークの現実的な広帯域ソリューションを通信市場へ提供すべく、斬新なアイディアを起案し、その性能を確認し、長期的な戦略を検証する能力を持っていることが証明されました」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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