「MWC 2011」にてNECは、Android OSを搭載した2画面タブレット「LT-W」を展示。「今年の秋口には商用化できれば」(NEC担当者)という同端末を体感してきた(動画参照)。 「LT-W」は7インチのタッチパネルディスプレイを2枚搭載したデバイスで、それぞれの画面に異なるページを表示させたり、左画面にページ全体、右画面に拡大画面を表示するなどできる。2枚のディスプレイをシングルディスプレイとして利用することも可能。また教育分野での利用も想定しており、レクチャーの映像を左画面に表示し、もう一方にテキストを表示するなどの使い方もある。このように幅広い用途を想定した同端末だが、今後は商用化に向けてCPUのデュアルコア化や、端末デザインやUIの調整などを行っていくという。