死の前日にも電話~デヴィ夫人、梨元勝さんへ愛憎半ばするレクイエム | RBB TODAY
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死の前日にも電話~デヴィ夫人、梨元勝さんへ愛憎半ばするレクイエム

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 21日に肺がんで亡くなったことが明らかになった芸能レポーターの梨元勝さんに対し、デヴィ夫人が「お疲れ様でした。安らかにお休み下さい」とその死を哀悼する日記を公開した。

 「梨元さん、お疲れ様でした。安らかにお休み下さい」と題された日記によると、死の前日の20日19時ごろ、梨元さんからデヴィ夫人の事務所に電話があったという。デヴィ夫人は外出しており、あとでコールバックしたがつながらなかったそうだ。「何を話されたかったのか、大変心残りです」と、その電話に出られなかったことを残念としている。

 そして梨元さんとの交流を、「思えば、私と梨元さんとは、何十年というお付き合いでした。最初はうるさいレポーターだと思ったこともありましたが、そのうちに、人と人とのふれあいのような感じになりました。それは、梨元さんが、私の苦労を理解しての取材だとわかり、この人には本当のことを話しても大丈夫なのではないかという気がしたからです」と綴る。

 そんな梨元さんと最後に会ったのは5月だったという。「最後に梨元さんと一緒にお仕事をさせていただいたのが今年の5月31日。福岡放送の『めんたいTV』での、1時間の番組でした。お会いした時は、髪がフサフサと真っ黒でお元気そうにお見受けしましたが、私より先に東京に戻り、その足で、入院」したそうだ。

 梨元さんとデヴィ夫人は、民事裁判でともに戦ったり、あるいは梨元さんのレポートが原因でデヴィ夫人が訴えられたりと、愛憎なかばする関係だった。「私は彼を 完全に許した訳ではございませんでした」とも書いている。そして20日の電話は「死期を予期した彼が、申し訳なかったとひとこと言いたくて、お電話されたのではと思ってしまいます」と推測する。

 そして最後に、「寝食を忘れて仕事に没頭し、レポーターを天職として命をすり減らし働き続けた梨元さん、 本当にお疲れ様でした。病床からも最後の最後まで発信し続けた彼。梨元さん、どうか安らかにお休み下さいませ」と締めくくっている。取材対象者とレポーターでありながら、ある時は味方となり、ある時は敵となりした2人の関係が滲み出る日記となっている。
《関口賢》
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