ヴェクタントおよびグローバルアクセスはこれまで都内3か所(八王子、新宿区、中央区)にデータセンターを保有し、データセンター/ハウジングサービスの提供を行ってきた。今回Com Space IIIを新たに開設することにより、顧客ニーズに合ったより最適なデータセンターソリューションの提供が可能となる見込み。
Com Space IIIでは、阪神淡路大震災クラスの揺れにも耐えうる基礎免震構造を採用。また、高効率空調や最適床設計に加え、地中の冷気を利用して冷却するクールピットや、雨水を利用した空調室外機冷却、LED照明など、徹底した省エネ対策によりエコロジーにも配慮した最先端の設備機能を有しているという。24時間365日有人監視体制のもと、出入管理システムや最新の生体認証システムをはじめ、金属探知機やX線探知機、ICタグによる、エントランス部からエレベーター、廊下、サーバ室内まで、厳格なセキュリティが施されている。
Com Space IIIにはグローバルアクセスの自社光ファイバが入線し、またヴェクタントの閉域バックボーンとインターネットバックボーンに直結する。高品質・大容量のネットワークアクセス環境を低コストで利用可能とのこと。また、Com Space IIIではグローバルアクセス社回線の他、異なる引込ルートによる他キャリア回線の利用も可能。 《冨岡晶》