イーシー・ワン(EC-One)とインターネットイニシアティブ(IIJ)は12日、クラウドを活用した企業向けECサイト構築において協業することを発表した。両社は5月をめどにIIJ GIOソリューションパートナーシップ契約を締結する予定だ。 今回の協業において、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」を、EC-Oneが開発したオープンソースのECサイト構築パッケージ「EC-Rider」の基盤として活用し、クラウド環境での企業向け大規模ECサイトの構築、運用を実現する。EC-OneがECサイトの構築および運用を行い、IIJはIIJ GIOパートナープログラムに基づいて、検証環境の提供や技術支援を行う。 EC-Oneはこれまで多数の大規模ECサイトを構築してきた実績から、「EC-Rider」の機能を活かして、ECサイトを構築する。一方IIJは、大容量バックボーンや2000年から提供してきたオンデマンドサービスの運用で培った技術力をベースに、日本企業が求める品質、システムパフォーマンス、コストパフォーマンスと柔軟性を兼ね備えたクラウド基盤を提供する。両社はそれぞれの強みやクラウドの利点を最大限に活かすことで、ビジネスに最適なセキュアで安定的、かつ拡張性に優れたECサイトの構築、運用を実現するという。 すでに「EC-Rider」は「IIJ GIO」の検証環境上で稼働しており、5月よりEC-Oneが正式にソリューションを提供開始する。詳細は12日から14日に東京ビックサイトで開催される「Web&モバイルマーケティングEXPO」のEC-Oneブースにて発表される予定。
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