世界のモバイル・データ通信量、音声通信量を上回る 〜 エリクソンの計測で判明 | RBB TODAY
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世界のモバイル・データ通信量、音声通信量を上回る 〜 エリクソンの計測で判明

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 エリクソンは23日、ラスベガスで開催中の国際会議「CTIA Wireless 2010」において、2009年12月に世界のモバイル・データ通信量が音声通信量を上回ったと発表した。

 同社が世界のすべての地域をカバーするライブ・ネットワークを計測してあきらかになったとのこと。また計測の結果、過去2年間に世界のデータ・トラフィックは年280%増加しており、今後5年間は毎年2倍になると予測された。さらに3Gネットワークのトラフィックが2Gネットワークを上回ったことも判明したという。

 エリクソン社長兼CEO(最高経営責任者)のHans Vestberg氏は「これは非常に画期的な出来事です。およそ4億人のモバイル・ブロードバンド加入者が、今や世界中の合計46億件のモバイル・アカウントからの音声トラフィックよりも多くのデータ・トラフィックを生み出しているのです。いつでもどこでもネットワークに接続できることの魅力がモバイル・ブロードバンドの成長を促進するという私たちの見解は、エリクソンが行った現実世界の計測によって実証されました」とのコメントを寄せている。

 またエリクソンが最近行った消費者調査です。この調査では、80%ものモバイル・ブロードバンド・ユーザーが、いつでもどこでもネットワークに接続できることを求めていることが判明したとのこと。回答者の80%が自分のノートパソコンを他人と共有しないと答え、65%が自分のモバイル・ブロードバンド接続を他人と共有しないと回答している。
《冨岡晶》
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