3社が悪質な海賊版販売行為者に対して損害賠償を請求 | RBB TODAY

3社が悪質な海賊版販売行為者に対して損害賠償を請求

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 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、オートデスク、ジャストシステム、マイクロソフトの3社が、海賊版販売によって受けた損害の賠償を求める通知を、10月30日付けで男性Aに対して送付したとの報告を発表した。男性Aは平成20年6月に自作ホームページなどを通じた海賊版販売によって逮捕され、平成20年11月に山形地裁より著作権侵害の罪などで実刑判決が言い渡されていた。

 山形地裁の判決文などによると、男性Aは主犯として、他の2人の共犯者とともに平成19年1月ごろから、「エムズナルド」や「ジャパネットおかま」などと名付けた複数の自作ホームページなどを悪用してビジネスソフトの海賊版を販売、平成20年6月に逮捕されるまでに3万件以上の海賊版販売を行っていた。またこれらの海賊版販売行為を通じて、オートデスクインクが著作権を有する「AutoCAD2008」を236本、ジャストシステムが著作権を有する「一太郎 2008」を86本、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows XP Professional SP2対応版」を1,206本、「Microsoft Windows Vista Ultimate 日本語版」を1,677本、「Microsoft Office Professional 2003」を455本を、それぞれ無許諾で複製して販売していた。山形地裁は、「組織性の著しく高い、職業的、営業的、常習的犯行であってその犯行態様は著しく悪質である」として、その主犯である男性Aに対して平成20年11月17日、懲役2年および罰金500万円の実刑判決を言い渡した(平成20年12月2日に確定)。

 3社は、判決で確定したこれらの被害事実に基づいて、男性Aに対して損害賠償を請求した。ACCSでは、今回の件をうけて、著作権侵害は刑事罰だけでなく民事的な責任追及の対象となるとしている。
《RBB TODAY》

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