富士通とNetApp、グローバルパートナーシップの拡大を表明 | RBB TODAY
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富士通とNetApp、グローバルパートナーシップの拡大を表明

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 富士通とNetApp Inc.(ネットアップ)は19日、ドイツで開催された「VISIT IT Forum」にて、両社のパートナーシップをグローバルにより強固なものとし、共同でソリューションの提供と販売活動における協業関係をさらに拡大すると発表した。

 富士通のリソース管理体系とNetAppの持つストレージ管理ソフトの連携を強化し、両社のもつ技術の優位性を元に、仮想化、ストレージやデータの管理、さらにはストレージサービスやさまざまなソリューションの分野において、製品開発を含めた計画を推進していくとのこと。富士通のSANストレージである「ETERNUS」と、SANストレージをNASとして利用できるNetAppの「Vシリーズ」との統合によりSAN・NAS統合ソリューションを提供。両社はコンサルティングからプロフェッショナルサービス、マネージドストレージサービス、さらにはメンテナンスサービスの共同ポートフォリオを開発し提供していくとのこと。なお、このサービスに関する共同ポートフォリオは、まず欧州から取り組みを開始する予定。

 NetAppのトム・ジョージャンCEOは「お客様のIT部門は、コストと運用の効率化をより向上させる方法を探しており、データセンターの要求要件を満たすために、より包括的で協調的なアプローチのとれるベンダーを選択する方向に移行しつつあります。NetAppは、富士通との連携を拡大することで、より緊密に統合され自動化されたデータマネジメントソリューションを提供することになると確信します」とコメント。一方Fujitsu Technology Solutionsのカイ・フローレCEOは「FTSが富士通グループの一員になって以来、FTSはグローバルなITポートフォリオの共通化に貢献してまいりました。NetAppのユニファイドストレージにおける強みは、我々の高品質、高性能、高信頼のストレージ製品「ETERNUS」およびソフトウェアと完全に同期し、お客様のどの様な要望にも応え得る共通のストレージポートフォリオが構築できるものと確信します」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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