それらを実行するために「SANscreen 5.1」は、基本モジュールとなる「SANscreen Service Insight」に「SANscreen Capacity Manager」、「SANscreen Application Insight」、「SANscreen Service Assurance」、「SANscreen VM Insight」といったモジュールを組み合わせて使うことになる。エージェントレスだが、基本モジュールをインストールして情報収集するサーバは必要だ。各モジュールの特徴は以下のようになる。
「SANscreen Service Insight」は、監視対象のデバイスのリソース管理につながる様々な構成情報を集めてくるツール。対象はストレージだけではなくスイッチやなど前述のようなデバイスから、ほぼリアルタイムに収集する。
「SANscreen Service Assurance」は、システムが運用ポリシーやSLAに適合して提供されているかどうかを監視レポートする。同時にインフラに対して変更を行う場合には、変更を行った結果どういう影響があるかといった影響度の分析評価を行うことができる機能ももっている。