村井純のWIDEプロジェクト、Winny無罪判決を支持
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WIDEプロジェクトは、インターネット関連技術の実践的な研究開発を行う研究コンソーシアム。慶應義塾大学環境情報学部長の村井純氏が代表を務めており、1988年に活動を開始以来、100社を超える企業組織および40大学などと幅広い分野で共同研究を行っている。
今回の声明は、Winnyを開発・公開したことで著作権法違反幇助の罪に問われていた金子勇氏(元東京大学助手)に対して、10月8日に大阪高等裁判所が逆転無罪を言い渡したことを受けてのもの。WIDEプロジェクトでは、まず「この判決を、妥当なものとして支持」すると声明。「技術者が社会的な責任を果たすためには、自らが開発した技術を改良する環境が必要です。そして、より根本的には、既存の技術や、それにより制約を受けている現行の社会制度を理解し、その上であらたな技術的解決策を提案できる環境が重要です」と、環境作りの重要性を強調。そのうえで「技術者が、中立的な技術を開発した結果として逮捕され、その改善やあらたな貢献が束縛されるような社会は、本当の意味で安心で安全な社会であるとは言えません。そのような逮捕は、安心・安全社会の基礎である、思考と探求に対する脅威となります」と、今回の逮捕がそもそも不当であるという見方を示している。
なお、この文章は、「On the Judgement by Osaka High Court for the Developer of Winny and on Social and Moral Obligations of Engineers」のタイトルで、英文もすでにWIDEサイトで公開中となっている。
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